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【長く乗りたいあなたへ】愛車を長持ちさせるコツを解説!

【長く乗りたいあなたへ】愛車を長持ちさせるコツを解説!

クルマは安い買い物ではないので、できるなら長く乗り続けたいですよね。実は、そういう人が増えています。そこで本記事では、愛車を長持ちさせるコツをまとめました。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


愛車に長く乗るのは最近の傾向!

ドライブする男性

愛車に長く乗るのはトレンド

少し前まで、クルマの寿命の目安は10年落ち、走行距離10万kmと言われてきましたが、近年は自家用車の平均使用年数が伸びています。

ひとつの要因は、クルマの品質の向上です。技術の進歩により、故障が少なくなって、ボディの耐久性も向上しています。

別の要因は、クルマを頻繁に買い替えるのではなく、できるだけ長く乗ろうという考えの人が増えてきたことがあげられます。

しかし、何もしないで、クルマを長持ちさせるのは難しいことです。
では、どんな点に気をつければ、長く乗れるでしょうか?

今回は、そのコツをまとめました。

データから見る、長持ち度合いの推移

車とグラフ(イメージ)

長持ちさせるにはどうすればいい?

自動車に関する登録情報などを提供している「一般財団法人 自動車検査登録情報協会」が発表しているデータに、「平均車齢」と「平均使用年数」があります。

そこから何が分かるでしょうか?

平均車齢

平均車齢とは、自動車の初年度登録からの経過年数のことで、人間に例えるなら「平均年齢」にあたります。

「一般財団法人 自動車検査登録情報協会」が発表した2019年3月末の乗用車3944万5680台(軽乗用車を除く)の平均車齢は「8.65年」でした。この数字は25年以上連続で増加しています。

20年前、1999年の乗用車の平均車齢は「5.60年」、10年前の2009年が「7.48年」ですから、着実に長くなってきています。

つまり、日本で走っているのクルマの“平均年齢”があがってきているということです。

平均使用年数

平均使用年数とは、国内で新規(新車)登録されてから、抹消登録するまでの平均年数を算出しているもので、人間に例えるなら「平均寿命」に相当します。

「一般財団法人 自動車検査登録情報協会」が発表した平均使用年数は、2019年3月末の乗用車(軽自動車を除く)で「13.26年」となり、4年連続の増加、10年前と比べて「1.58年」伸びています。

平均車齢、平均使用年数のいずれの数字も伸びていることで、1台のクルマをなるべく長く乗ろうという人が増えていることが分かるでしょう!

一般財団法人 自動車検査登録情報協会

クルマはどれくらいまで乗れるの?タクシーの例

タクシーの女性ドライバー

タクシーの場合は?

調べてみると、タクシーは廃車になるまでの走行距離が、おおむね50万km程度のようです。
一般的な自家用車が10万kmを目安と言われてきた中で、この数字は驚くべきものでしょう。

ではタクシーは何か特殊な、耐久性のある特別部品が使われているのかというと、決してそうではありません。クラウンなど、わたしたちも普通に購入できる車両がベースになっていることが多いのです。

ということは、一般のクルマでも50万kmとはいわないまでも、10万kmを超えて、さらに長持ちさせられるはずです。

長持ちのポイントはメンテナンスにあり!

ポイントはメンテナンス!

ポイントはメンテナンス!

とはいえ、なにも手入れをしないまま、長持ちさせるのは難しいでしょう。
クルマを長く乗るポイントは、メンテナンスです!

とくに重要なのは、「小さなメンテナンス」を繰り返すことです。
そのメリットは…

・クルマが長持ちする
・大きな修理が必要なくなり、車検の費用が安くなる
・故障の予防のつながり、トータルで考えると結局オトクになる

といったことがあげられます。

では、メンテナンスしておくべきパーツとは、どれでしょうか?
整理してみました。

エンジンオイル

エンジンオイルの点検

エンジンオイルの点検も重要

自動車メーカーでは「1年に1回」、もしくは「走行距離10,000km」で、交換が推奨されている車種があります。

ただし、エンジンの種類によって、オイルの劣化は異なってくるので、自分が乗っているクルマの推奨はどうなっているか、チェックしてみるとよいでしょう。渋滞や短い距離の走行が多いと、早くオイルが劣化してしまうこともあります。

カーショップなどでは「半年に1回」、もしくは「走行距離5,000km」で、交換を推奨しているところもあります。

素人には判断が難しい場合もあり、最近の欧州車の中には、オイルの質を自動チェックして、交換時期を知らせてくれるものも出てきています。

エンジンオイルを交換しないと、エンジンが本来の性能を発揮しなくなるだけでなく、エンジン内部の摩擦によってダメージを受けてしまい、故障へとつながります。

エンジンが故障してしまうと、修理には100万円以上必要となる場合もあります。長く乗りたいなら、オイル交換は費用対効果の高いメンテナンスです。ぜひ忘れずにおこないましょう。

ちなみに、エンジンオイルの交換2回につき1回は、オイルフィルター(エレメント)の交換も推奨されています。こちらも忘れずにおこなうと、さらにエンジンを正常に保つことにつながります。

スパークプラグ

スパークプラグ

スパークプラグ

スパークプラグ(点火プラグ)は、ガソリン車であれば必ずついている部品で、ガソリンを燃焼させるための着火の役割を果たしています。

劣化すると、エンジン性能が低下し、燃費に大きな影響が及びます。

交換時期は、一般的な乗用車で「15,000~20,000km」、軽自動車で「7,000~10,000km」とされています。

ただし、スパークプラグにはいくつか種類があり、近年はプラチナプラグやイリジウムプラグといった、長寿命型プラグもでてきています。長寿命型が採用されている場合、交換時期は「10万km」が目安です。

ラジエーターホース

ラジエーターホースとは、冷却水(クーラント)の通り道となっているゴム製ホースのことで、エンジンを冷やしてオーバーヒートから守ってくれています。

ラジエーターホースは、耐熱性と耐久性に優れていますが、ゴム製なので当然劣化していきます。長い間、使っていると亀裂やヒビが入って、最悪の場合、冷却水漏れを引き起こします。

交換時期の目安は「10万km」です。ただし、部分的に亀裂やふくらみが出ていたら、交換を考えたほうがいいでしょう。

「なんだか、ボンネットから甘いにおいがする」と言ったことがあれば、まずはラジエーターホース周辺を疑いましょう。冷却水漏れの可能性があります。

ウォーターポンプ

ウォーターポンプとは、冷却水を循環させるためのポンプで、エンジンのオーバーヒートを防いでいます。

ウォーターポンプの交換目安も「10万kmごと」です。
交換には、冷却水を抜く必要がありますので、交換時期が同じラジエーターホースと一緒に交換すると、手間も省けるでしょう。

前述のラジエーターホースと同様、「甘いにおいがする」といったときには、故障を疑った方がいい部品です。エンジン周辺から異音がしているケースでも、ウォーターポンプの故障が考えられます。

その場合、交換時期はまだ来ていなくても、早めにチェックされることをおすすめいたします。

バッテリー

自動車のバッテリー

バッテリーも確認しよう

バッテリーは、クルマで使う電気をためておく装置です。
電気は、自動車操作のさまざまなシーンで使われるため、バッテリーあがりは深刻なトラブルとなります。

通常、交換時期は「3〜5年」といわれていますが、クルマの使用環境によっても大きく変わってきます。

週末などに短い距離しか乗らず、エンジンのかけなおしが多いアイドリングストップ車だと、バッテリーへの負担が大きくなり、寿命は短くなるからです。
反対に、普段から長距離走行されるケースでは、バッテリーが長持ちします。

バッテリーあがりによって、クルマが壊れてしまうということはあまりありませんが、快適なドライブの妨げになりますので、交換時期を見定めて、早めの交換を心がけると安心でしょう。

クーラント

クーラント

クーラント

クーラントとは、エンジンの冷却水のことで、オーバーヒートを防ぐ役割を担っています。また、防サビや不凍効果もあります。

現在は「LLC」、もしくは「スーパーLLC」というクーラント液が使われています。

「LLC」の交換推奨は「2~3年」です。
「スーパーLLC」の交換推奨は、新車の場合で「7年または16万km」、2回目以降の場合は「4年または8万km」となっています。

交換時期ではないとしても、

・駐車場などの地面に液体の跡がある
・クーラントタンクの目盛が減っている
・水温計が異常値を示す

といったときには、冷却水漏れの可能性がありますので、補充または交換が必要になるかもしれません。

ガソリン

給油の様子

ガソリンは満タンの方がいい?

ガソリンを満タン近くに入れておくことも、クルマを長持ちさせるコツになります。

古めのクルマでは、燃料タンク内が結露によって錆びやすくなったり、燃料が少ないことで燃料ポンプにかかる負荷が大きくなったりする場合があり、燃料タンクやその周辺部品の寿命を早めてしまうからです。

ガソリンを少なく入れておけば、そのぶん車重が軽くなるので、燃費向上につながりますが、上記のようなデメリットも存在しています。

ボディー

小さなキズも忘れずに補修すると、クルマも長持ち

小さなキズも忘れずに補修すると、クルマも長持ち

もし、クルマのボディーにキズができてしまったら、放置せずに、修理や補修をおこなうことで、クルマを長持ちさせられます。

ボディーには、塗装面の下に錆止めなどが塗布されています。
この下地部分にキズがついてしまうと、錆が発生し、周囲の塗装面にまで影響が及んでしまいます。そうすると、修理費はかなり高額になります。

比較的小さなキズであったとしても、カー用品店などにあるタッチペン補修材などを使って、こまめに補修しておくだけで、ボディーの寿命が大きく変わってきます。

洗車やワックスがけ

洗車の様子

定期的に洗車もしよう

洗車やワックスがけを定期的におこなうことも、クルマを長持ちさせるコツです。

定期的におこなうことで、知らないうちについてしまったキズを発見したり、ワイパーゴムなどの消耗品の状況を把握できたりするからです。

洗車をおこなうと、クルマに対する愛着も増すので、ますます長く乗りたいという気持ちを後押ししてくれるでしょう。

タイミングベルト

タイミングベルトとは、エンジン内部のクランクシャフトとカムシャフトを結んでいる部品で、エンジンの吸気と排気をコントロールしています。

多くの自動車メーカーでは「10万kmごと」の交換を推奨しています。

もし万が一、タイミングベルトが切れてしまうと、その勢いでエンジン内部の他の部品を損傷させてしまうことがあり、大きなダメージにつながります。

ですから、10万kmを超えて、さらに乗り続けたいと思う場合、タイミングベルトの交換は、しておいたほうがよいでしょう。

ただし、現在はタイミングベルトではなく、タイミングチェーンが使われているクルマも増えてきています。チェーンの場合は、10万kmでの交換は必要ありません。

自分のクルマが、タイミングベルトなのか、タイミングチェーンなのか、把握しておくとプランがたてやすくなります。

まとめ

車で外出する男女

愛車と共に、末永いカーライフを!

今回は、クルマを長持ちさせるコツをまとめました。

ポイントは、小さなメンテナンスを繰り返すことです!
たしかにある程度のコストはかかりますが、新しくクルマを購入することを思えば安いものです。

ぜひ愛車と共に、末永いカーライフをお楽しみください。

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