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MINI クラブマンに乗りたい!性能は?価格は?中古車情報も紹介!

MINI クラブマンに乗りたい!性能は?価格は?中古車情報も紹介!

新型MINIの中でも抜群の実用性を兼ね備えたMINIがクラブマンです。家族での少し遠出の際やレジャーの際にその大きなラゲッジ・ルームが威力を発揮します。今回はこのMINIのクラブマンを見てみましょう。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


MINI クラブマンとは?

《写真提供:response》MINI クラブマン

BMWのグループ会社のMINIから販売されている車にクラブマンという名前の車があります。

BMWのグループ化後の2007年にBMWによりクラブマンが復活され、ボディタイプはステーションワゴンになります。後のモデルにもこの形は継承され、MINI好きの方に親しまれています。

歴代のMINI クラブマン

《写真提供:response》オースチン ミニ クラブマン エステート(ミニフェイス) 1974年

クラブマンの歴史を紐解いていくと、BMWの傘下に入る前のクラシックミニの時代までさかのぼります。1969年にクラブマンの名前がミニで使われたのが最初になります。

最初のクラブマンは、クラシックミニのバリエーション違いとして、グリルのデザインが違うクラブマンシリーズとして販売されました。

2ドアのサルーンと、荷室のドアが観音開きになっていたエステートの2つのモデルがあり、そのエステートが現在のクラブマンのルーツになっています。

さらに深堀していくと、ミニのステーションワゴンタイプはその前から存在しており、1960年に販売されたモーリス ミニ トラベラーとオースチン ミニ カントリーマンという車が元祖とされています。延長されたボディ後部には木製の飾りフレームを装着でき、牧歌的な印象が特徴的でした。

また、同年には後部のサイドウィンドウを省略したミニ バンも登場しており、税制面で格安だったことからこちらも人気を博しました。

1960年に登場したこの3つのモデルのミニ バン・ミニ トラベラー・ミニ カントリーマンが、本当のクラブマンのルーツと言えるかもしれません。

クラシックミニ クラブマンシリーズは、1969年に販売が開始されました。クーパーにうってかわるスポーツモデルとして、1,275ccにエンジンの排気量を増やしたシングルキャブレターエンジンを搭載するスポーツモデル、1275GTも追加されました。

期待されていたクラシックミニ クラブマンシリーズでしたが、先代モデルに勝てず1980年、11年の販売期間で幕を下ろすことになりました。

BMW傘下後のMINI クラブマン初代(R55)は、MINIのステーションワゴンタイプとして「クラブマン」の車名を復活させたもので、2007年から販売が開始され、全長3,980mm・全幅1,685mm・全高1,440mmとなっています。

往年のミニ トラベラーやミニ カントリーマンといったワゴン仕様のミニの特徴と言える後部ドアの観音開きを引き継ぎ、走り・使い勝手・スタイリングの良さを兼ね備えている万能のモデルとなっています。

2代目(F54)はフルモデルチェンジされ2015年から販売が開始されました。全長4,270mm・全幅1,800mm・全高1,470mmとなっています。

ボディサイズは大きくなりましたが、回転半径は5.5mと変わらず日本の道路でも、さほど不便は感じることは無いでしょう。また、インテリアは高級志向で豪華になっています。

MINI クラブマンのグレード

《写真提供:response》MINI クラブマン 改良新型

現行車種のグレードは、エントリーモデルのONE・スポーティーなクーパーとクーパーD・さらに高性能にしたクーパーSとクーパーSD・四輪駆動のクーパーS ALL4・最上位モデルのJCWとなります。

7種類のグレードが用意されており、豊富なラインナップとなっています。

MINI クラブマンのライバル

メルセデスベンツ Aクラス

メルセデスベンツ Aクラス

ライバルと言われている車種は、メルセデス・ベンツ Aクラスにアウディ A3スポーツバック、フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントにBMW1シリーズなどがあります。

今回はクラブマンとボディサイズが近いBMW1シリーズと比較していきます。クラブマンは全長4,275mm・全幅1,800mm・全高1,470mmで、BMW1シリーズは全長4,335mm・全幅1,800mm・全高1,465mmとなっています。

搭載されるエンジンは、ガソリンエンジンが1.5リッターと2.0リッター、ディーゼルエンジンが2.0リッターの3種類で共通しています。先代のBMW1シリーズまではエンジンが縦置きだったのですが、今回から横置きとなりクラブマンと同じプラットフォームとなっています。

ラゲッジスペースは、クラブマンが通常360Lで最大1250Lで、BMW1シリーズが通常380Lの最大1200Lとなっており、ボディサイズがあまり変わらないこともありラゲッジスペースもさほど違いはありません。

操作感は、クラブマンがMINIファミリーらしく、ゴーカートのようなキビキビとした走りが楽しめ、BMW1シリーズは高級感のある落ち着いた走りを楽しめます。

バリエーションの豊富さは、BMW1シリーズが118系で3種類、118系でエディションジョイ+が2種類、トップにはM135i xDriveと合わせて6種類ありますが、クラブマンは7種類のグレードがありバリエーションの豊富さはクラブマンに軍配が上がります。

MINI ジョンクーパーワークス クラブマン

MINI クラブマン ジョンクーパーワークス

MINI クラブマン ジョンクーパーワークス

クラブマンのグレードの1つにジョンクーパーワークス(JCW)があり、最上位でハイパフォーマンスモデルとなります。最高出力306PS・最大トルク450N・mの2L 直列4気筒ターボエンジンを搭載しています。

トランスミッションは8ATで駆動システムは4WDとなり、フロントに機械式のリミテッドスリップデフ・標準より10mm下げたスポーツサスペンション・専用4ピストンブレーキが装備されています。

MINI クラブマンの性能

MINI クラブマン ジョンクーパーワークス 改良新型

MINI クラブマン ジョンクーパーワークス 改良新型

ジョンクーパーワークス(JCW)は上記で紹介したので、ここではそれ以外の性能を紹介します。

ONE

1.5L 3気筒ガソリンターボエンジンが搭載され、最高出力102PS・最大トルク190N・mとで、トランスミッションは7速DCTを採用しています。

装備はヘッドライト(ハロゲン)・アルミホイール(16インチ)・カーナビ・ドライビングアシスト(衝突回避・被害軽減ブレーキなど)が装備されています。

クーパーとクーパーD

クーパーは最高出力136PS・最大トルク220N・mの1.5L 3気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、よりパワーが出るようにチューニングが施され、トランスミッションは7速DCTとなっています。

クーパーDは最高出力150PS・最大トルク350N・mの2L 4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、トランスミッションは8速ATとなっています。

装備は共にヘッドライト(ハロゲン)・アルミホイール(17インチ)・クロームラインインテリア・アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)など、充実した装備となっています。

クーパーS・クーパーSD・クーパーS ALL4

クーパーSは最高出力192PS・最大トルク280N・mの2L 4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、トランスミッションは7速DCTとなっています。

クーパーS ALL4のエンジンはクーパーSと一緒ですが、トランスミッションは8速ATで四輪駆動となります。雪道などを走行する際はクーパーS ALL4がおススメになります。

クーパーSDは最高出力190PS・最大トルク400N・mの2L 4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、トランスミッションは8速ATとなります。

装備はLEDヘッドライト・フロントスポーツシート・ツインエキゾーストテールパイプ・MINI ドライビングモード・パフォーマンスコントロールなど充実しており、特にクーパーSDはディーゼルなので維持費を抑えたい方におススメとなります。

MINI クラブマンのスペック

【MINI クラブマン ONE】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,275mm×1,800mm×1,470mm
ホイールベース2,670mm
最大乗車定員5名
車両重量1,430kg
燃費WLTCモード:14.9km/L
エンジン種類3気筒DOHC
最高出力75kW(102PS)/3,900rpm
最大トルク190N・m(-kg・m)/1,380-3,600rpm
駆動方式前輪駆動
トランスミッション7速DCT
(2020年10月現在 MINI公式サイトより

MINI クラブマンのエクステリア

《写真提供:response》《撮影 平川 亮》MINI クラブマン ジョンクーパーワークス 新型

ラジエーターグリル全体にクロームなどのデザイン要素を取り入れ、正面からの見た目がよりダイナミックな印象となっています。

LEDデイライトは逆U字型から円形になり、ヘッドランプユニット全体を囲みミニの特徴である丸目をより強調しています。リアのコンビランプのデザインはユニオンジャック(英国国旗)をモチーフにしています。

また、新デザインとなるドアミラーキャップは空気抵抗を減らすデザインとなっています。

MINI クラブマンのインテリア

MINIクラブマンのインテリアは、MINIファミリーで共通のスピードメーターやインパネ中央の丸い形のトリムの内側にインフォテインメントディスプレイなど、丸で統一されたデザインとなっています。

オプションプログラムのMINI Yoursになると、ダッシュボートやセンターコンソールの周りに、フローズンブルーあるいはピアノブラックのデザインエレメントが施されています。

フロントのドアトリムにはピアノブラックのフレームを採用し、イルミネーション機能を搭載したことで、多彩な光で車内空間をラグジュアリーに演出しています。

MINI クラブマンの新車・中古車価格を紹介。

MINI クラブマン

MINI クラブマン

ここではMINI クラブマンの、新車価格と中古車価格の情報を皆さんに紹介します。

MINI クラブマンの新車価格

ONE
3,045,455円
クーパー
3,554,545円
クーパーD
3,672,727円
クーパーS
3,954,545円
クーパーSD
4,072,727円
クーパーS ALL4
4,172,727円
ジョンクーパーワークス(JCW)
5,190,909円

MINI公式サイトより(2021年4月現在)

※価格は車両本体価格で消費税抜きの価格です。

MINI クラブマンの中古車価格

現行MINIクラブマンの中古車価格情報をご紹介します。

安いのは100万円台から中古車でもジョンクーパーワークス(JCW)は高く、500万円以上となる車両があります。

ONE
140万円台~310万円台
クーパー
100万円台~350万円台
クーパーD
160万円台~390万円台
クーパーS
130万円台~360万円台
クーパーSD
180万円台~410万円台
クーパーS ALL4
220万円台~420万円台
ジョンクーパーワークス(JCW)
260万円台~580万円台

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2021年4月現在)
※価格は車両本体価格です。

MINI クラブマンの評判

JCW 改良新型

JCW 改良新型

トルクがありパワーがあるので、そんなにアクセルを踏み込まなくても走ってくれます。パワーがあるのでエンジンの回転数を上げなくても走行できるので、低燃費で落ち着いた運転ができます。

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まとめ

MINI クラブマン

MINI クラブマン

グレードのバリエーションが豊富で、ガソリン車・ディーゼル車・スポーツモデルなどがあります。コンパクトボディで丸目のヘッドライトが可愛らしく、男性だけではなく女性にもおススメの1台となります。

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