車の査定額を高くする5つのコツ
査定評価を上げるコツとは?
車を高く売るには査定で良い評価を得る必要があります。その査定評価を上げるには、いくつかのコツがあります。それらのコツについて車を査定に出す前に把握しておきましょう。
■1:査定に出すタイミング
査定額は上がりやすい時期があり、それは企業の決算期である3月と9月の前。車の販売業者はなるべく多く車を売りたいと考える時期でもあります。
そのため、買取も積極的になり、査定額が上がる傾向があります。とくに春は生活スタイルが変わって、車の購入を考える人も増える時期です。これらのことから、車を査定に出す場合は1月から3月にかけてが狙い目といえるでしょう。
■2:なるべく早く査定に出す
査定額はその車の人気が影響します。そのため、もし売ろうと思っている車に新しいモデルが出ると、そのモデルに人気が移って、査定額が下がることがあります。また、走行距離が増えたり、部品の劣化などによっても査定額は下がります。
状況や条件が変わって、査定額が落ちてしまうことのないように、売ろうと決めた場合は、なるべく早く査定に出すことが望ましいでしょう。
■3:買取の意思表示を明確にする
査定額を聞いてから実際に売るかどうか考えようとする人もいるでしょう。しかし、売るかどうか悩んでいる状況だと、本腰を入れて査定をしてもらえなかったり、査定額の交渉ができなかったりする可能性があります。
そのため、査定に出す場合は売却条件を明確にしておき、その条件を満たせば車を売却する意思があることを伝えておきましょう。車を売る意思表示をしておくことで、しっかりと査定をしてもらうことができ、条件が合わなくても交渉に持ち込みやすくなります。
■4:査定前に車をきれいにしておく
車の査定額を上げるには、良い評価をしてもらわないといけません。車が汚れた状態で査定に出すと、車の扱いが悪かったと思われてしまう可能性があります。
そうなると、劣化のひどい部分はないかと査定の目が厳しくなってしまうことも考えられます。
車を査定に出す前には、洗車をして車内もきれいにしておくようにしましょう。ただし、傷やへこみなどの修繕には、素人が安易に手を出さないほうが吉。簡単にみえても技術が必要なので、失敗して逆に査定額を下げてしまうことにもなりかねません。
■5:無理な交渉はしない
査定額を上げるには、交渉も大切です。しかし、無理に査定額を上げるような迫り方はいけません。担当者も人なので、強引な態度は印象を悪くしてしまい、交渉やその後の契約に影響してしまうことも。
車を査定に出す際の4つの注意点
車を査定に出す際に注意する事とは?
車の査定を出す際には、事前に把握しておくべき注意点がいくつかあります。この注意点を把握できていないと、損をしたり、トラブルに繋がったりする可能性があります。スムーズに査定を済ませるためにも、注意点は押さえておくようにしましょう。
■1:事前に相場を調べておく
車を査定に出す際には、自分の車の相場がいくらくらいなのか調べておきましょう。査定額を提示された時に、その額が妥当かどうかの判断材料にできます。
相場よりも低い額で買いたたかれてしまわないためにも、自分の車の相場は把握しておき、どのくらいの査定額であれば納得できるかを決めておきましょう。
■2:複数社に査定してもらう
同じ車であっても、査定額は査定する業者によって異なります。査定額で損をしないためにも、査定は複数社にしてもらい、比較検討するようにしましょう。
■3:事故や修繕について伝える
事故や修繕のことを伝えると、査定額が下がってしまうからと「事故や修繕はない」と嘘をついてはいけません。嘘をついたとしても、車のプロが見れば事故や修繕の跡はすぐにわかります。
嘘をつくことで印象が悪くなり、交渉時に悪影響を与えてしまう可能性もあるため、事故や修繕については正直に答えましょう。
■4:車検のタイミングを意識する
車検までの期間は、できるだけ長く残っているほうが査定では高評価です。しかし、車検を通した直後の売却は、車検直後ということで得られる査定評価よりも、車検費用の方が上回ってしまい、損をすることに。
もし車を売るタイミングが車検切れのタイミングと重なりそうなときは、早く査定に出してしまった方が賢明です。
下取りよりも買取の方が良い理由
買取の方が良い理由
車を売る場合、販売店で車を購入して、乗っている車を下取りしてもらうという方法もあります。ただし、ディーラーで車の下取りをしてもらう場合には要注意。
それは、ディーラーで下取りをしてもらう場合よりも、買取をしてもらった方が車を高く売れることがよくあるため。場合によっては10万円単位で損をしてしまうこともあります。
車の最終的な売却額で損をしないためにも、自分の車の相場を把握し、複数社で査定して比較することが重要になります。
買取を拒否された場合
買取を拒否された場合は?
損傷や劣化の激しさ、年式の古さで、中古車買取業者に買取してもらえない場合は、廃車買取業者に買取を依頼しましょう。
廃車買取業者であれば、海外での販売ルートを持っていたり、解体して部品を販売したりするので、中古車買取業者では値段がつかなかった車でも、買い取ってもらうことができます。
車買取のステップ
買取のステップとは?
車の買取は、お店に持って行って、すぐにお金をもらって帰ってくるようなことはできません。車を買い取ってもらうまでのステップを事前に把握しておきましょう。
■1:買取業者を選ぶ
車の査定額は業者によって異なるので、まずはどこに査定を依頼するのか選ぶことが重要になります。業者選びでは、インターネットの口コミも参考になります。口コミが高評価の買取業者をいくつかピックアップしましょう。
■2:査定に出す
ピックアップした買取業者に、査定をしてもらいましょう。納得のできる査定額を出してくれるところがあれば、次は契約です。
■3:契約して車を渡す
査定の内容に納得できれば、必要書類等を用意して契約します。契約が済んだら車を引き渡し、あとは入金を待つのみ。引き渡しの際は、車内の忘れ物チェックやカーナビの登録情報の消去も忘れないようにしましょう。
契約や書類等の準備は、不慣れだと不安になるかもしれませんが、買取店で対応してくれるものがあったり、わからないことがあれば相談できるので安心してくださいね。ただ、事前に知識を持っておくことで、やりとりをスムーズに進めることができるのは間違いありません。
■4:入金の確認をする
入金が確認できれば、車の買取は終了です。入金時期を事前に確認し、入金がない場合には買取業者に連絡しましょう。
まとめ
査定額を上げるコツを押さえましょう
査定は車の買取額を決める重要なフェーズです。ここでは、査定額を上げるコツを紹介してきました。自分の愛車が少しでも高く売れるように、そのコツをしっかりと押さえておいてくださいね。