BMWとは?
BMWについて知ろう
BMWとは、ドイツの自動車メーカーで元々は自動車やバイクのエンジンを製造する会社でした。そのため、現在でもエンジンを単体で製造して他社に納入しています。
BMWの自動車の強みは高性能かつ信頼性の高いエンジンで、最も理想的とされる直列6気筒エンジンを搭載した自動車を製造している数少ない会社です。
BMWは積極的にモータースポーツに参加しており、多くの大会で実績を残してきました。
【現行車種】BMWが開発したスポーツ・クーペの特徴は?
BMW 435i Mスポーツ 2014年
BMWはこれまで多くの自動車レースに参戦しており、モータースポーツを通して培ってきた豊富なノウハウを生かしてスポーツタイプのクーペを開発しています。
BMWのスポーツ・クーペの外観は、エレガントなデザインで街中でも自然に乗れるという特徴があります。
スポーツタイプの自動車の中には走行性能を追求するあまり、特徴的すぎる外観や大きなエンジン音ゆえに普段の移動には向かない車種も存在します。
BMWのスポーツ・クーペは高い走行性能に加えて洗練された美しいデザインなので、ラグジュアリーな気分で街乗りが楽しめます。
一般的に、スポーツカーというと高級車で販売価格が高いのでお金持ちのためのクルマと思われがちですが、BMWのスポーツ・クーペには手頃な値段の車種も用意されているという特徴があります。
最もコンパクトな2シリーズであれば車両本体価格が500万円台の車種もあるので、一般的な収入の方でも貯金をすれば何とか手が届くレベルとなっています。
■【2シリーズクーペ】クーペの伝説
BMW 2シリーズクーペ 2013年
2シリーズクーペはBMWが製造するスポーツ・クーペの中では最小サイズで、2014年から販売が開始されました。
2シリーズクーペは伝説と言われた2002モデルが現代版として復活する形で登場したもので、ハイパワーの高性能エンジンを搭載した本格的なスポーツ・クーペです。
日本国内で販売されている車種はトランスミッションが8速ATモデルのみですが、欧州モデルには6速MTも用意されています。
車両の全長は4,440mmまたは4,475mm(欧州Cセグメント)でコンパクトカーのサイズですが、搭載するエンジンは直列4気筒に加えて直列6気筒も選択可能な本格的な2ドアタイプのスポーツ・クーペです。
車体がコンパクトなので道路の狭い日本に向いており、普段の生活でも使えるというメリットがあります。
2シリーズクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,470mmx1,775mmx1,410mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,690mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,490kg | |
燃費 | JC08モード:15.9km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 135kW(184PS)/5,000rpm | |
最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,350〜4,600rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
■【2シリーズグランクーペ】ファミリーにも最適
BMW 2シリーズ グランクーペ 2019年
2シリーズには2ドアタイプに加えて、4ドアのグランクーペも用意されています。4ドアタイプの2シリーズグランクーペは2019年10月に登場し、2020年4月以降に納車される予定になっています。
4ドアタイプの2シリーズグランクーペの特徴ですが、スタイリッシュなデザインでスポーティーな走りが楽しめるスポーツカーでありながら後席でも快適に過ごせることです。
駆動方式はFFですが、エンジン出力もハイパフォーマンスであることから力強い走りが大きな魅力といえるでしょう。
BMW2シリーズグランクーペは4ドアで車内空間が広いので、ファミリーにおすすめです。
2019年に登場した2シリーズグランクーペの全長は4,526mm(欧州Cセグメント)に属しており、小型セダンと同じカテゴリーに入ります。
ちなみに国産車であれば自動車学校の教習車に多く採用されているマツダ・アクセラ(4,580mm)と同じくらいのサイズなので、道路が狭い日本でも楽に走れます。
2シリーズグランクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,535mm×1,800mm×1,430mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,670mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | -kg | |
燃費 | JC08モード:-km/L | |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCガソリン | |
最高出力 | 103kW(140PS)/4,600rpm | |
最大トルク | 220N・m(22.4kgf・m)/1,480〜4,200rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式7速DCT |
■【4シリーズクーペ】インパクト強き存在
BMW 4シリーズ クーペ 2016年
BMW4シリーズクーペはエクステリアとインテリアの両方に力が入れられており、スポーティーな走りと居住性を両立した存在といえるでしょう。
BMW4シリーズのサイズは全長が4,640mmで欧州Dセグメントに属しており、小型セダンやステーションワゴンの多くがこのグループに入っています。
4シリーズクーペは2、3シリーズよりも車体がひとまわり大きいので走行時の安定性に優れており、長時間にわたり高速道路を運転しても疲れにくいというのも魅力の一つです。
また、2020年時点で国内で販売されている4シリーズクーペは直列4気筒または直列6気筒エンジンを搭載しており、スムーズな加速と力強い走りが楽しめます。
4シリーズクーペのエレガントかつ特徴的なデザインと車体サイズによって、街中で強いインパクトを放つ存在でもあります。特徴的なフロントグリルを見れば、誰でも一目でBMWであることを認識できるほどです。
4シリーズクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,670mmx1,825mmx1,375mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,810mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,590kg | |
燃費 | JC08モード:16.0km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 135kW(184PS)/5,000rpm | |
最大トルク | 270N・m(27.5kg・m)/1,350〜4,600rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
■【4シリーズグランクーペ】更なる高みへ
BMW・428i グランクーペ「ラグジュアリー」
BMW4シリーズグランクーペは4ドアタイプのボディーで、2014年5月21日に日本国内でも発売が開始されました。
搭載するエンジンは直列4気筒または直列6気筒DOHCターボで、4つのタイプから選べます。
BMW4シリーズグランクーペの特徴は4ドアで車内の空間が広いことで、スポーツタイプの乗用車でありながら後席でも快適に過ごせることが大きな魅力です。
2、3シリーズよりもホイールベースが長いので、高速走行時でも車体が安定しています。エンジン出力が大きいので、高速道路で上り坂を走行する場合でも俊敏な加速が味わえます。
4シリーズグランクーペは4ドアで普段の生活にも使用できるため、“ハイグレードなセダン”として中高年ユーザーの間で高い人気を集めています。
ちなみに4シリーズグランクーぺの駆動方式はFRまたは4WDなので、燃費重視のFF車と比べてワンランク上の上質な走りが楽しめるでしょう。
4シリーズグランクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,670mm×1,825mm×1,395mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,810mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,640kg | |
燃費 | JC08モード:16.0km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 135kW(184PS)/5,000rpm | |
最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,350〜4,600rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
■【8シリーズクーペ】復活を遂げたフラッグシップクーペ
BMW 8シリーズ クーペ 2018年
かつてBMWでは「世界一美しいクーペ」と呼ばれた6シリーズスポーツ・クーペを製造していました。そして、1989年にその生産を終了し、その実質的な後継モデルとして1990年から1999年にかけて生産されたのが、第一世代の8シリーズクーペです。
しかし、第一世代の8シリーズクーペ日本市場では、セールス面で成功したとは言えませんでした。
2003年からは、再び6シリーズクーペが生産され、8シリーズクーペは長らくBMWのラインアップから外れていました。
しかし、満を持して2018年に日本国内で新たに2世代目のBMW8シリーズクーペが発売されたことで、18年ぶりにBMWのフラッグシップクーペが復活を遂げました。
新型8シリーズクーペの大きな特徴は、スポーティーな性能と優雅でラグジュアリーなエクステリア・インテリアを両立した高級車であることです。
全体に躍動感を感じさせるデザインで、広い車幅と低重心が強調されています。内装についてもラグジュアリーな雰囲気が感じられるようなデザインで、各種スイッチ類は運転を妨げないような場所に配置されています。
BMW8シリーズの全長は5,085mmでLセグメントに属しており、価格は軽く1千万円を越えます。
8シリーズクーペには高出力の4.4リッターV型8気筒エンジン(最大出力530馬力)が搭載されており、力強い加速も大きな魅力のひとつです。
停車状態から100km/hに達するまでに要する時間は3.7秒で、他社のスポーツカーと比較しても遜色のないレベルです。
8シリーズクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,855mm×1,900mm×1,340mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,820mm | |
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,880kg | |
燃費 | JC08モード:14.1km/L | |
エンジン種類 | 直列6気筒DOHCディーゼル | |
最高出力 | 235kW(320PS)/4,400rpm | |
最大トルク | 680N・m(69.3kgf・m)/1,750〜2,250rpm | |
駆動方式 | 4輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
■【8シリーズグランクーペ】より優雅に、快適に
BMW 8シリーズグランクーペ 2019年
8シリーズクーペに先駆けて2018年3月に登場したBMW8シリーズグランクーペは、格別の快適性と優雅さが備わったモデルです。
4ドアのおかげで後席への乗り降りも楽にできるだけでなく、カーボンコア構造の採用でボディ剛性を確保したことにより、8シリーズクーペより更に長いホイールベースを実現しています。
これにより、後席でも大人が十分にくつろげる広さを確保していながら、BMWのデザインセンスのおかげで優雅さを失っていません。
流れるようなフォルムを描くCピラーですが、車内は広く、必要十分なヘッドスペースも確保しています。
駆動方式にシリーズで初めて後輪駆動が採用されたことからも、BMWの8シリーズグランクーペへの特別な想いが感じられます。
8シリーズグランクーペのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,085×1,930×1,400mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 3,025mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,870kg | |
燃費 | JC08モード:11.4km/L | |
エンジン種類 | 直列6気筒DOHCガソリン | |
最高出力 | 250kW(340PS)/5,000 rpm | |
最大トルク | 500N・m(51.0kg・m)/1,600~4,500 rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動 | |
トランスミッション | 電子油圧制御式8速AT |
まとめ
BMW・428i グランクーペ「ラグジュアリー」
今回は高級車ブランドBMWのラインアップの中から、スポーツ・クーペを紹介しました。
BMWでは、300万円台で購入できる小型スポーツ・クーペから1千万円を超える大型のクーペまで幅広く揃えられており、いずれもラグジュアリーさと高い走行性能を兼ね備えています。
また、8シリーズクーペ以外はBMWが得意とする直列6気筒エンジン搭載車が存在するため、伝統的なエンジン型式にこだわる人にも自信を持っておすすめ出来ます。
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よくある質問
■ファミリーにおすすめのBMWのクーペは?
BMW2シリーズグランクーペは4ドアで車内空間が広いので、ファミリーにおすすめです。自動車学校の教習車に多く採用されているマツダ・アクセラ(4,580mm)と同じくらいのサイズなので、道路が狭い日本でも楽に走れます。
■BMWのクーペはいくらくらいで購入できる?
300万円台で購入できる小型スポーツ・クーペから1千万円を超える大型のクーペまで幅広く揃えられており、いずれもラグジュアリーさと高い走行性能を兼ね備えています。