トップへ戻る

【現行車種】ホンダのステーションワゴン一覧

【現行車種】ホンダのステーションワゴン一覧

ステーションワゴンの人気の低迷により、最近はステーションワゴンという言葉自体あまり聞かなくなりました。しかし、姿を消したのではなくコンパクトなどのタイプに分類されています。今回は、ホンダのステーションワゴン現行車種を見ていきたいと思います。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


ステーションワゴンとは?

ホンダ・シャトル改良新型 コンパクトステーションワゴン2019年バック

ステーションワゴンとは車の形態のひとつの名称であり、主にフロントのエンジンルームと客室荷室が分かれた形の2ボックスカーを指します。クーペやハッチバックも2ボックスカーと区分されますが、それぞれに使用目的が異なります。

また、混同されやすいのがライトバンですが、形状的には同じです。違いは車両登録時の商用目的か日常使用かだけになります。

居住性と広いラゲッジスペースから、日常や仕事に大活躍してきたのがステーションワゴン。セダンとミニバンの両方の魅力を足した車と言えます。

かつてほどの爆発的な人気はありませんが、今なお中古車市場を賑わし、マニアックな根強い人気が途絶えたことはありません。

ナンバープレートは5ナンバー、もしくは3ナンバーです。現行車種は少なく、車検記載上ステーションワゴンと区分されていても、一般的にミニバンと認知されている車種もあります。

ホンダステーションワゴンの特徴は?

1991年のアコードワゴンの登場以来、途切れがちになりながらもステーションワゴンモデルを生産してきたホンダ。そこに継承されてきたのはドライバーファーストの理念です。

常に走りと居住空間とのバランスを考え「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」のポリシーを実現してきました。

実用性とデザイン性を兼ね備えた外観はホンダのステーションワゴンのひとつの特徴と言えますアコードやシビック、オデッセイ、いずれも伝説となる名車ぞろいです。

現在販売されている5ナンバー車種は「シャトル」と「ジェイド」のみ。いずれもホンダらしく、人のことを最大限に考え、スタイリッシュに仕上がっています。

ホンダステーションワゴン現行車種

ホンダは、これまで数多くの個性的なステーションワゴンを輩出してきましたが、近年は1ボックスカーやSUVに押され気味です。

かつて、爆発的人気を博したアコードワゴンは2013年をもって生産終了となりました。現在、ホンダから販売されているステーションワゴンは2種類、「シャトル」と「ジェイド」のみです。

どちらもホンダらしい個性的なステーションワゴンであり、今後の5ナンバーモデルを担う車と言えます。

【ホンダ シャトル】隠れた実力派?

5ナンバーワゴン、ホンダ シャトル 2019年

5ナンバーワゴン、ホンダ シャトル 2019年

「シャトル」という言葉は、人や荷物を載せて頻繁に行ったり来たりする輸送機関を意味します。

地球と宇宙を行き来していたアメリカのスペースシャトルが話題になった時代、ホンダのシャトルはスペースシャトル同様に、「人と荷物を最先端の技術を駆使して安全に運ぶ」というコンセプトの元、発表されました。

シャトルはホンダの伝統的な名車、シビックの進化版です。

シビックがステーションワゴンの形態になったのは、2代目のスーパーシビックがシビックカントリーとして売り出されてから。1983に年デビューした3代目のワンダーシビックからはシビックシャトルと改名し、ここで初めてシャトルという名前が出てきます。

1996年まで生産され、しばらくシャトルの名が途絶える期間がありました。

その後、2011年になるとコンパクトカーの人気車種、フィットのステーションワゴン版、フィットシャトルが売り出されます。アメリカのスペースシャトル退役後の2015年、シャトルはステーションワゴンらしい独自色を前面に打ち出した個性的な車として再デビューを果たします。

ホンダ シャトル 改良新型

ホンダ シャトル 改良新型

広大なラゲッジスペースは通常で570リットルと、9.5型のゴルフバッグを4個積載できるほどの広さです。

後部シートを倒せば1,141リットルにまで広がり、やわらかいカーペット生地を使用した荷室の床の奥行きは184cmにまで拡大され、クラス最大のスペースを確保します。

ホンダ シャトル 改良新型

ホンダ シャトル 改良新型

シャトルの車内空間の広さはラゲッジスペースだけに留まりません。キャビンにおいても、運転席と助手席がハイデッキセンターコンソールで仕切られ、独立した空間となっています。

サイドブレーキはフットペダルへと変更になり、ゆったりとした後部シートは頭上空間にもひざ回りにも余裕を持たせ、足を組んで座れるほどです。リクライニング機能もついてリラックス感が高まります。

これだけの車内空間が持てるのはホンダ独自のパッケージング技術「センタータンクレイアウト」によります。すなわち、通常、後部座席下に配置される燃料タンクを、フロント座席下に移動することで効率的な空間レイアウトを実現させたのです。

また、アレルフリー高性能脱臭フィルターを採用し、スギ花粉や埃、その他のアレルギー性疾患を引き起こすアレルゲンを5分以内に半減。15分でほぼ捕獲してフィルター内で処理します。

フィットシャトルのテイストを継承しながらも、独自性を追求してきたシャトルにはステーションワゴンとしての魅力が満載です。

ホンダ シャトル 改良新型

ホンダ シャトル 改良新型

フロントフェンダーやドアパネルは3代目フィットと同じものを使いつつ、フロントマスクは様相を変えデザインを一新しています。

遊び心をふんだんに取り入れ、商用モデルは設定せずにステーションワゴンとしての確実な位置づけを行ってきました。

トヨタのカローラフィールダーや日産ウイングロードと並ぶ、日本を代表するステーションワゴンです。

【無料】ガリバーにシャトルの中古車探しを依頼する

ホンダ シャトルのスペック

【ホンダ シャトル G HondaSENSING 】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,440mm×1,695mm×1,545mm
ホイールベース2,530mm
最大乗車定員5名
車両重量1,130kg
燃費JC08モード:22.0km/L
エンジン種類水冷直列4気筒横置
最高出力95kW(129PS)/6,600rpm
最大トルク153N・m(15,6kg・m)/4,600rpm
駆動方式FF
トランスミッション無段変動オートマチック

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ シャトルの新車価格

全国メーカー希望小売価格(税込)

HYBRID Z・Honda SENSING
FF:2,607,000円
4WD:2,772,000円
HYBRID X・Honda SENSING
FF:2,418,900円
4WD:2,616,900円
HYBRID・Honda SENSING
FF:2,158,200円
4WD:2,356,200円
G・Honda SENSING
FF:1,808,400円
4WD:2,006,400円

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ シャトルの中古車価格

ホンダ シャトルの中古車価格は、93.6万円〜281.5万円となっています。

グレードや状態、物によりますが、新車で購入するよりも比較的お安く購入できます。

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)

【ホンダ ジェイド】3列シートも選べる

ホンダ ジェイドRS ハイブリッド 改良新型

ホンダ ジェイドRS ハイブリッド 改良新型

多くのカーマニアに高い評価を受けているのがホンダのジェイドです。

かつて、一世を風靡したオデッセイの生まれ変わりとも言われ、スポーティで魅力的な外観が人気を博しています。2013年より中国で生産開始されたホンダの世界戦略車で、日本で発売が開始されたのは2015年からです。

タイプは2種類、2列シートの定員5名モデルと定員6名の3列シートのモデルがあります。

厳密には2列シートのタイプをステーションワゴン、3列シートのタイプはスポーティミニバンと呼んでいます。しかしながら、ホンダらしいスタイリッシュな外観と高い実用性に何ら変わりはありません。

発売当初はハイブリッド車のみでしたが、後年になり1500ccのガソリンターボ車が追加販売されました。

燃費はハイブリッド車でおよそ24km、ガソリン車で18kmを記録し、いずれもこのクラス最高の数値を示しています。

ホンダ ジェイドRS ハイブリッド 改良新型

ホンダ ジェイドRS ハイブリッド 改良新型

外観の概要として特徴的なのが、低重心ロールーフであることです。

このスタイルはオデッセイからストリーム、そしてジェイドへと継承されているスタイルで、根強いファンを持つホンダ独自のスタイルと言えます。

フロントノーズの延長線上にAピラーを配置することにより、車内空間を最大限に保つことに成功。フューエルタンクや排気システムも極限まで薄型化が図られています。

ホンダ ジェイド ハイブリッドX 改良新型

ホンダ ジェイド ハイブリッドX 改良新型

高級感あふれるインテリアテイストをふんだんに盛り込み、座席それぞれのパーソナリティを重視。飛行機の座席のようなアームレストでくつろぎ感も格段です。

2列目シートは前後し、ケースバイケースの使用が可能。ゆったりと足を伸ばしてくつろぐことができます。

パーソナリティを重視する構造は3列目シートも同様。それぞれに独立したシートは、荷物の量や乗車人数に合わせて自由自在に収納可能です。

ホンダ ジェイド ハイブリッドX 改良新型

ホンダ ジェイド ハイブリッドX 改良新型

テールゲートを低く大きく取っているため、重く大きな荷物の出し入れも難しくありません。どこまでも人にやさしい車と言えます。

2列シート、3列シート共に、同クラス最高のステーションワゴンと言えるでしょう。

それぞれのライフスタイルに合った選択をお勧めします。

【無料】ガリバーにジェイドの中古車探しを依頼する

ホンダ ジェイドのスペック

【ホンダ ジェイド G HondaSENSING】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,660mm×1,775mm×1,530mm
ホイールベース2,760mm
最大乗車定員5名
車両重量1,430kg
燃費JC08モード:18.0km/L
エンジン種類水冷直列4気筒横置
最高出力110kW(150PS)/5,500rpm
最大トルク203N・m(20.7kg・m)/1,600-5,000rpm
駆動方式FF
トランスミッション無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ ジェイドの新車価格

全国メーカー希望小売価格(税込)

HYBRID X・Honda SENSING
3,146,000円
HYBRID RS・Honda SENSING
2,952,400円
X・Honda SENSING
2,799,500円
RS・Honda SENSING
2,605,900円
G・Honda SENSING
2,443,100円

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ホンダ ジェイドの中古車価格

ホンダ ジェイドの中古車価格は、97.9万円〜279.3万円となっています。

グレードや状態、物によりますが、新車で購入するよりも比較的お安く購入できます。

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)

まとめ

ホンダ ジェイド ハイブリッドRS

ホンダ ジェイド ハイブリッドRS

ホンダのステーションワゴンには、常に高い理想と現実的な用途との絶妙のバランスが生かされています。

SUVやワンボックス車に押されて一時的な下火を迎えていますが、ホンダのこだわりがステーションワゴン市場を活性化しているのは間違いありません。

いつまた人気に火が点くのか、今後も動向が注目されます。

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ!

関連する投稿


スバル新型「レヴォーグ」発表!新世代アイサイト搭載でより安全な車に

スバル新型「レヴォーグ」発表!新世代アイサイト搭載でより安全な車に

スバルは、2023年9月7日、ステーションワゴン「レヴォーグ」の一部改良モデルを発表し、予約受付を開始しました。今回の一部改良では、新世代アイサイトの搭載など先進安全装備の強化を行っているようです。


ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

2023年6月6日に、ホンダのインド法人「ホンダ・カーズ・インディア」は、新型ミッドサイズSUV「エレベイト」を世界初公開しました。これまでにその名前が登場することはなかった、全く新しい車名の車ですが、どのようなモデルなのでしょうか。また日本導入はあるのでしょうか。


【2023年】ホンダの現行スライドドア車まとめ!人気のミニバンと軽に注目

【2023年】ホンダの現行スライドドア車まとめ!人気のミニバンと軽に注目

日々のカーライフで便利に使えるスライドドア。ファミリーだけでなくビジネス向けの車でも人気の装備となっており、その便利さはお墨付きです。ホンダのスライドドア車は、乗り降りのしやすさや荷物の積み下ろしのしやすさはもちろんながら、ホンダらしい細やかな工夫もたくさん詰まっています。魅力的なホンダの現行スライドドア車をまとめましたので、ぜひ車選びの参考にしてみてください。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


ステーションワゴンおすすめ車種20選!選び方や各車種の特徴まで徹底解説!

ステーションワゴンおすすめ車種20選!選び方や各車種の特徴まで徹底解説!

走行性能と積載性を兼ね備え、スタイリッシュなデザインが多いステーションワゴンですが、SUVブームに押され最盛期に比べるとラインアップ数は減りつつあります。しかしながら視野を広げて輸入車も含めると、ステーションワゴンはまだまだ主力ジャンルのひとつです。この記事では、今だからこそおすすめしたいステーションワゴンをランキング形式で国産、輸入車に分けて紹介していきます。各車種のスペックや価格情報を比較しながら、あなたにぴったりの一台を見つけてください。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。