ハッチバックとはどんな車?
メルセデスベンツAクラス新型
車にはセダン・ステーションワゴン・SUVなどのボディタイプがあります。
ハッチバックには次のような特徴があります。
・車の後方に室内に繋がる扉が設けてある。
・専用のトランクルームがなくて室内に繋がる荷物置き場が設けてある。
・バッグドアは跳ね上げ式になっているなどです。
ハッチバックは、小さな車でも大きな荷室を確保できるという利点があります。
メリット・デメリット
マツダ3 SKYACTIV-X
車の構造を見ることで、メリットおよびデメリットには何があるのかがわかります。例えば、乗車人数に応じて荷室の広さが変わるのはも構造上の特徴です。
■メリット
荷室と居住空間を柔軟に活用できるため、大きな荷物や長いものでも乗せやすいという特徴があります。
トランクとは異なり、車を停車させることなく後方の荷物を取ることもできるのもメリットの一つと言えます。
■デメリット
次にハッチバックのデメリットです。デメリットには次の様な物があります。
・セダンと比較した際に静音性に劣る点や乗車人数が増えたときには荷室が狭くなる。
・バックドアを開ける際に、車体後方にある程度のスペースが必要になる。などが挙げられます。
おすすめ国産現行5車種
ホンダ シビックハッチバック
狭い道や小さな駐車場が多い日本の中では小さい車の方が便利、このように考える人も多いのではないでしょうか。
荷物をたくさん積み込んでアウトドアに出かけたいときなども、車体は小さくでもハッチバックのように荷物をたくさん積める車が良いと考える人も多いかと思われますが、ここではおすすめの国産現行5車種をご紹介します。
■おすすめ1. トヨタプリウス
トヨタ プリウス
プリウスは、ハッチバックタイプの中でも人気を集めている車種で、現行プリウスには7つのグレードが用意してあります。
最高位のグレードは、「Aプレミアムツーリングセレクション」、価格が最も安いエントリーモデルの「E」などがあり、いずれも1.8リッターガソリンエンジンとモーターの組み合わせ、いわゆるハイブリッド車です。
ハッチバックをプリウスで選びたいとき、価格で選ぶのであればエントリーモデルのEがおすすめです。
(Eグレード)、エンジンは直列4気筒、電動機種類は交流同期電動機です。駆動方式は二輪駆動またはE-Fourと呼ばれる四輪駆動でトランスミッションは電気式無段変速機、最大乗車定員数は5名です。
トヨタプリウスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,575mm×1,760mm×1,470mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,700mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,320kg | |
燃費 | WLTCモード:32.1km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒 | |
最高出力 | 72kW(98PS)/5,200rpm | |
最大トルク | 142N・m(14.5kgf・m)/3,600rpm | |
電動機種類 | 交流同期電動機 | |
最高出力 | 53kW(72PS)/-rpm | |
最大トルク | 163N・m(16.6kgf・m)/-rpm | |
駆動方式 | 2WD | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
■おすすめ2. 日産ノート
日産 ノート Vセレクション
日産ノートもハッチバックの中で人気を集めている車種です。
ノートのパワートレインは、1.2Lの自然吸気ガソリンエンジンとスーパーチャージャー付きガソリンエンジン、モーターのみで駆動するe-POWERの3タイプの設定です。
二輪駆動タイプと四輪駆動タイプの2種類から選べるなど、グレードが豊富にあるのも日産ノートの特徴といえるのではないでしょうか。
日産ノートにはいろいろなグレードが用意されていますが、数あるグレードの中でも価格が安いノート「S」の仕様を簡単にご紹介します。
燃費はJC08モード時リッター当たり23.4km、エンジンはDOHC水冷直列3気筒です。駆動方式は前輪駆動でトランスミッションはエクストロニックCVT無段変速機、最大乗車定員5名です。
日産ノートのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,100mm×1,695mm×1,525mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,600mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,030kg | |
燃費 | JC08モード:23.4km/L | |
エンジン種類 | DOHC水冷直列3気筒 | |
最高出力 | 58kW(79PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 106N・m(10.8kgf・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) |
■おすすめ3. ホンダシビック ハッチバック
ホンダ シビックハッチバック
ホンダのハッチバックといえば「シビック」、グレードはベースグレードのひとつですが、CVT仕様のほかに6速マニュアル仕様が選択できることもポイントです。
シビックハッチバックの仕様は、燃費はWLTCモード時リッターあたり16.4km、エンジンは水冷直列4気筒横置です。
駆動方式は前輪駆動でトランスミッションはパドルシフト付きのCVTか6MTの2種類、最大乗車定員は5名です。
ホンダシビックハッチバックのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,520mm×1,800mm×1,435mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,700mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,350kg | |
燃費 | WLTCモード:16.4km/L | |
エンジン種類 | L15C/水冷直列4気筒横置 | |
最高出力 | 134kW(182PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 220N・m(22.4kgf・m)/1,700-5,500rpm | |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | 無段変速機オートマチック(トルクコンバーター付)[7スピードモード付]+パドルシフト |
■おすすめ4. スバルインプレッサスポーツ
スバル・インプレッサスポーツ
インプレッサスポーツには、1.6リッターと2.0リッターの、それぞれにLタイプとSタイプがあり、駆動方式は二輪駆動とAWDが用意されています。
インプレッサスポーツのラインアップの中から1.6i-L EyeSightの仕様を簡単に説明します。
燃費はJC08モード時リッター当たり17.2km、エンジンの種類は水平対向4気筒です。
駆動方式は二輪駆動および常時全輪駆動、トランスミッションはリニアトロニック(マニュアルモード付き)前進無段後退1速、最大乗車定員は5名です。
スバルインプレッサスポーツのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,475mm×1,775mm×1,480mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,670mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,300kg | |
燃費 | JC08モード:17.2km/L | |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 | |
最高出力 | 85kW(115PS)/6,200rpm | |
最大トルク | 148N・m(15.1kgf・m)/3,600rpm | |
駆動方式 | 2WD | |
トランスミッション | リニアトロニック(マニュアルモード付) 前進無段 後退1段 |
■おすすめ5. スズキスイフト
スズキ スイフトハイブリッド
スズキのスイフトには、ストロングハイブリッド仕様のハイブリッドSZ、マイルドハイブリッド仕様のハイブリッドMGとハイブリッドRS、ガソリンエンジンタイプのRSおよびMGの5グレードが用意されています。
さらに、グレードの中には二輪駆動と四輪駆動の2タイプから選択ができたり全方位モニター用カメラパッケージ装備車の設定が行われているなどの特徴があります。
スズキのスイフトの仕様をXGグレードを例に簡単にご紹介します。
燃費はJC08モード時リッター当たり21.6km、エンジンの種類は水冷4サイクル直列4気筒です。駆動方式は前二輪駆動または四輪駆動、トランスミッションは無段変速機または5速マニュアル、最大乗車定員は5名です。
スズキのスイフトのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,845mm×1,695mm×1,500mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,450mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 890kg | |
燃費 | WLTCモード:20.0km/L | |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒 | |
最高出力 | 67kW(91PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 118N・m(12.0kg・m)/4,400rpm | |
駆動方式 | 2WD(前二輪駆動) | |
トランスミッション | CVT |
まとめ
ホンダ シビック ハッチバック
国産現行モデルのハッチバックでおすすめ5メーカーの代表モデルは、いずれも最大乗定員が5名です。どれを選んでもきっと便利に使えることでしょう。