新車・中古車での車選びのポイント
車選びのポイントを抑えよう!
車を選ぶ際はまず、趣味に合わせた車、普段使いの車などどういう車にどのように乗りたいかを想像しましょう。そうすれば大体の車種が絞れてきます。
次に、予算やメーカーなどを決めていき、選択肢をさらに絞り込みましょう。その中で、乗りたい車や費用面の問題で新車の購入の他にも中古車の購入という選択肢が増えてきます。
それぞれを選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
■新車を選ぶ際のポイント
ディーラー(メーカー)を尋ねて気に入った車を購入することになります。
購入する際に車のグレードやカラー、装備などのオプションを選ぶことができ、趣味などの自分の好みに合わせ車をカスタムすることができます。
■グレード(等級)
車のグレードが上がると主に、エンジンの性能が変わります。
一般的にグレードが高くなるほど、出力や排気量が大きいエンジンになり装備や内装に違いがでてきます。
■カラー
車種ごとに数種類のカラーが用意されており、パンフレットに記載されているカラー見本の中から好きなカラーを選択することができます。
ボディとルーフが違う色で塗り分けられているツートンカラーなどもあり、より自分好みの車にすることができます。
■装備
バックモニター、ETC車載器などの好きな装備を選び車に取り付けることで利便性を向上させることができます。
新車購入の場合などでは、安全装置などの車の購入後には取り付けることのできないものがある他、後付けの方が高くつくこともあるので、慎重に考える必要があります。
ディーラーでの購入はアフターサポートも充実しており安心です。
■中古車を選ぶ場合のポイント
新車の購入と大きく違うのは、カラーや装備などのオプションを自分で選択できないということです。
すでにオプションが決まっている数ある車の中から自分の条件に合った車を探すことになります。その条件の中でも年式、総走行距離、コンディションチェックシートという中古車ならではの選択のポイントがあります。
また、雑誌やネットだけを見て購入を決めるのではなく、気になる車を見つけたら直接店舗に車を見に行き、JU(日本中古自動車販売協会連合会)などに加盟しているか、店員の対応、販売車がちゃんと手入れされているかなどを確認することもおすすめします。
■年式
該当車が新車として販売されてから現在までにどれ程の年月が経っているかをチェックしましょう。
■総走行距離
該当車が完成してから現在までに走行した合計距離もチェックしておきましょう。
■コンディションチェックシート(出品票・中古車の状態図)
販売店が中古車を購入した時点の傷、損傷、修復歴などが記載されたものです。
見た目ではわからない場合もありますので、必ずチェックしましょう。
性別間での車選びのポイント
年齢や性別でも選ぶポイントは変わる
年齢によっても車の好みは変わりますが、性別によっても変わります。
男性は、趣味に合わせた車やカッコいいデザインなどを好まれる方が多く、女性は小回りが利く・利便性やかわいいデザインなどを好まれる方が多いようです。
■男性が選ぶ場合のポイント
20代
カッコいいなどの見た目も大事ですが、まだ運転が不慣れな方も多いため、小回りが利く・ボンネットが短いなどの運転のしやすさも大切なポイントとなってきます。
どんな目的で車に乗るのかを明確にしその目的に合わせた車選びをしましょう。
30代
独身や結婚していても子供がいない方には、クーペなどのスポーツタイプやアウトドアなどの趣味に合わせたSUVなどがあります。
また、結婚していて子供がいる方は家族の人数、駐車スペースに合わせて様々なサイズがあるミニバンなどがおすすめです。
40代
子育てが落ち着き、仕事も安定してくる年代。経済的にも余裕があり、これまで仕事や子育てを頑張ったチョットしたご褒美として車のグレードアップをしても良いでしょう。
家族に迷惑をかけないように万が一に備え安全装置が充実した車を選ぶことも視野に入れておくと良いかもしれません。
■女性が選ぶ場合のポイント
20代
まだ、運転に慣れていないためコンパクトな車を選ぶと良いでしょう。
独身で子供がいない方は、かわいい見た目で選ぶのもいいですね。
小さいお子さんがいる方は、子供を抱っこしたまま車の乗り降りがしやすいなどの利便性で車選びをするのがおすすめです。
30代
30代の女性の方には、家族の人数、駐車スペースに合わせやすいミニバンがおすすめです。
シートアレンジが多彩で、シチュエーションに合わせた使用が可能となります。ミニバンはちょっと大きいという方は車内空間を確保しつつ燃費が抑えられる、ハッチバックのコンパクトカーなどはいかがでしょう。
40代
日々の運転の中で、スーパーの駐車場や狭い道を走行することが多い方は小回りが利く・コンパクトな車を探すと良いでしょう。
また優雅さが欲しい方は、デザインの美しさ、高級感があることをポイントに車選びをするのがおすすめです。
まとめ
よく考えて決断しよう!
車は決して安くなく、購入するには大きな決断が必要になります。
乗りたい車に乗るという選択方法もいいですが、それでは後々デザインが気に入らない、使い勝手が悪いなどといったことになってしまいかねません。そうならないためにも使用目的や日々の生活と照らし合わせ条件を絞ることで、車選びをスムーズに行いましょう。