日産のアルティマに2020年型登場!アルティマってどんな車?
日産のアルティマに2020年型
日産のアルティマに2020年型が登場しました。そもそもアルティマという車をみなさんはご存知でしょうか。日産の米国市場における主力ミドルセダンが、アルティマです。日本市場では、従来型が『ティアナ』として導入されています。
■アルティマ(日本名:ティアナ)とは
ティアナ (2014)
アルティマとは、日産が北米中心に販売している乗用車です。
日本ではティアナという名前で発売されています。現行モデルは3代目で、2014年より発売されました。
内外装が上品な、まさに大人のセダンという風格を持っているのがこの車です。
■日産のアルティマ2020年型 パワートレインは
アルティマの2020年モデルのパワートレインには、ダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VCターボ」エンジンを設定しました。
気になる最大出力は248hp、最大トルクは37.7kgmを引き出します。
このパワートレインは、量産エンジンとしては世界初の可変圧縮比エンジンになります。
■日産のアルティマ2020年型 中級グレード以上にプロパイロットを標準装備
中級グレード以上に、「プロパイロット」を標準装備。
アルティマが日産のセダンとして初めて、プロパイロットを搭載することになります。
プロパイロットは、高速道路の単一車線での自動運転技術。渋滞走行と、長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減してくれます。
プロパイロットは、ステアリングスイッチの操作により、簡単にシステムを起動・設定することができる。道路と交通状況を把握し、ステアリングを正確に制御して人間が運転している感覚に近い自然な走行を追求している。
後退時に車両後方の静止した物体を検知し、必要に応じて自動でブレーキを作動させて衝突防止を支援する「リアオートマチックブレーキ(RR-AB)」を採用した。このシステムは、低速での後退時に物体を検知すると、表示と警告音でドライバーに警告する。それでもドライバーのブレーキ操作が不十分な場合や、衝突するリスクがあると判断した場合には再度、表示と警告音を発し、より強いブレーキを作動させる。
また、「トラフィックサインレコグイニション」は、ルームミラー前方のフロントウインドウに装着されたカメラが、制限速度標識を検知する。ナビゲーションシステムのデータと組み合わせ、直近の道路の制限速度を「アドバンストドライブアシストディスプレイ」に表示し、ドライバーに注意を促す。
この他、「オートマチックエマージェンシーブレーキ(AEB)」、「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」、「後側方車両検知警報(BSW)」、「インテリジェントクルーズコントロール(ICC)」、「後退時車両検知警報(RCTA)」、「歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ」、「車線逸脱警報(LDW)」、「ハイビームアシスト(HBA)」、「インテリジェント アラウンドビューモニター(I-AVM)」などが用意されている。
■日産のアルティマ2020年型 最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載
アルティマの2020年モデルに搭載されるのが、最新の先進運転支援システム(ADAS)です。
日産「セーフティシールド360」を、ベースグレードを除いて標準装備となります。
日産セーフティシールド360は、6種類の先進運転支援システムで構成され、「歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ」は、車両のフロントのレーダーとカメラが、歩行者を検知し、ドライバーに警告を発し、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかけてくれます。
「ブラインドスポットアラート」は、ドライバーの死角に入った車両を、車線変更の際などに警告する。「リアクロストラフィックアラート」は、駐車場などで後退する際、後方の車両を検出し、ドライバーに警告する。「リア自動ブレーキ」は、後退時に静止した物体を検出し、ドライバーに警告し、必要に応じて衝突を回避するために、自動でブレーキをかける。
「車線逸脱警告」は、ウインカーを出さないで車線変更しようとした場合、ドライバーに警告する。「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検出し、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える。
■日産のアルティマ2020年型 エクステリア画像
《photo by Nissan》日産 アルティマ の2020年モデル
《photo by Nissan》日産 アルティマ の2020年モデル
■日産のアルティマ2020年型 インテリア画像
《photo by Nissan》日産 アルティマ の2020年モデル
《photo by Nissan》日産 アルティマ の2020年モデル