BRZ

スバル BRZ
BRZはスバルの2ドアクーペタイプのFRスポーツカーです。トヨタ 86の兄弟車として知られています。
水平対向エンジンが搭載されている点や、各部の部品がスバル製であることを考えると、純粋なスバルのスポーツカーとなります。
BRZと86の違いとして大きく上げられるのがサスペンションの仕上げ方です。例えばBRZの足回りはSTIチューニングのザックス製ダンパーやコイルスプリングが採用されています。
グレードは6種類用意されています。それぞれのグレードで6MTモデルを選択することが可能です。6MTモデルの価格帯は2,430,000~3,531,600円です。
【2019年11月更新】スバルのMT(マニュアル)車 最新情報
EJ20 ファイナルエディション
スバルの象徴のような車であったWRX STIが現行モデルを持って生産終了となることが発表されました。2019年12月23日を持って受注を終了する予定となっています。集大成として、WRX STI EJ20 ファイナルエディションという特別仕様車が555台限定の抽選販売となる予定です。
特別仕様車が限定555台というのはファンからしたら惜しいところではありますが、スバルがWRCに参戦していた頃のスポンサーであるState Express 555の555と合わせているところが、なかなか渋いです。
ダイハツのMT(マニュアル)車
■スポーツタイプ
コペン

ダイハツ コペン
コペンはダイハツの2シーター・オープンスポーツカーです。軽自動車スポーツカーでなおかつオープンカーにできる車として、人気車種の1台となっています。
優れたボディ剛性や扱いやすくてトラクションを路面に伝えやすいように適正化されたサスペンション、軽快なハンドリングなど、街乗りからスポーツ走行まで十分楽しむことができる車となっています。
エクステリアのデザインはスポーティーであると同時に都会的でスタイリッシュなデザインにもなっていて、どちらかというと中和的なイメージで男女関係なく欲しくなる印象です。
MTモデルの価格帯は1,873,800~2,138,400円となっています。
■商用車
ハイゼット トラック

ダイハツ ハイゼットトラック
ハイゼット トラックはダイハツの軽トラックです。トヨタ ピクシストラックやスバル サンバートラックはハイゼット トラックのOEM車両に該当します。
5MTモデルの場合、価格帯は680,400~1,301,400円です。エアコンとパワステが付いていないモデルやリクライニングを活用できるジャンボタイプもあるので、選ぶ際には吟味しましょう。
ハイゼット カーゴ

ハイゼット カーゴ
ハイゼット カーゴは5ドア・バンタイプの軽商用車です。ごく一般的なバンですが、フロントフェイスのデザインがかっこよくて印象に残る車となっています。
5MTモデルの場合、価格帯は934,200円~1,431,000円です。
2020年にMT仕様が期待される新型車
日産 ノート次期型の予想CG写真
2020年に販売されるであろう新型車の情報がいろいろと出てくる時期となりました。筆者もいろいろとチェックしたところ、次の車ではMT仕様が登場するのではないかと見ております。
まず1台目はスズキ アルトワークスです。2020年に新型は発売されるとメーカーが発表したわけではありませんが、そこはスズキですから、仮に新型車が発売されたとしてもMT仕様はラインアップに乗るでしょう。
2台目はシビック ハッチバック/セダンです。上述した通りこれら2車種は2020年モデルが発売されると既に発表されています。MT仕様の有無に関してはまだ情報が出ていませんが、タイプRが販売終了となるので、MT仕様を是非ラインアップして欲しいところです。
3台目は日産 ノートです。ノート ニスモというと全日本ラリー選手権に参戦しているくらいですから、ニスモ仕様でMTモデルを販売して欲しいところです。通常グレードはe-POWERやCVTにするなどして、差別化を図っても良いかと思います。
このように、新型車が発表すると言われていても裏の取れた情報は少ないのが現状です。しかし、現行車でMT仕様がラインアップされている車種については、是非ともMT仕様をそのまま継続してラインアップして欲しいところではあります。

【最新版】2020年発売が予測される新型車(国産車)&新車情報まとめ | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/39082020年に発売されるかもしれない新型車
今だからこそ考えるMT車の魅力とは
マツダ ロードスター 用6速MT
MT車の魅力は、クラッチペダルとシフトを手動で動かしてその場面に合ったギアを選択して走るところ、つまり自分で操作することを楽しむことにあると言えるのではないでしょうか。おもちゃと一緒で、自分が考えたように機械が動くわけですから、自分の思うように動いた時の達成感が高いです。
ATやCVTの技術が進んでMTよりも性能が高くなってきていることは周知のことです。それゆえMTモデルよりもATやCVT仕様のモデルが増えてきましたし、日本国内では圧倒的にそれら2モデルの需要が高いですから、MTは絶滅危惧種と言っても過言ではないでしょう。
ATやCVT、そしてステアリング裏にあるパドルでシフトアップを行うパドルシフトの車両なら、ステアリングから手を離す時間がほぼなくなるので安定したステアリングワークができますし、パドルシフトならステアリングを握ったままMT車よりも素早くシフトアップできるので、シフト操作によるタイムロスも少なくなります。
SKYACTIV-X
時代の流れとしてEV(電気自動車)へのシフトがあるのは明らかである一方、先日マツダが発表したガソリンの圧縮着火エンジン(SKYACTIV-X)に見るように研究はまだまだ進んでいます。エンジンはこれからまだまだ開発・進歩すると思われますので、進化したエンジンを自身の操作で体感できるということも、MT車の魅力となるはずです。
まとめ
今回は現行で販売されているMT車を紹介しました。日本国内ではすでに少なくなったMT車ですが、こうして見てみると、絶対的な台数としては(一部を除く)各自動車メーカーがMT車をラインアップしているとわかります。
また、MT車とAT/CVT車の両方をラインアップしている車種の場合、MT車では車両価格が比較的やすくなっている点もポイントです。突き詰めて費用を安く抑えたい場合には、MT車を選択することも1つの手段と言えるでしょう。
スポーツカーでなくてもMT車は販売されています。これから車を購入する方でMT免許を持っている方はそちらの購入を検討してみてはいかがでしょうか。