バックモニターとは

バックモニターとは、その名の通り車のバック(後方)を映し出すモニターとカメラのことを指します。ギアを「R(リバース)」に入れるとカメラが作動し、モニターで後方の様子が確認できるのがほとんどです。
基本装備として最初から備え付けられている車種もあればそうでないものもあり、装備されていない車種は別途購入することになります。
リアバンパーにカメラを設置し、ナビのモニターで確認できるようにしているのが主流となっています。ただ、専用モニターを利用することも可能です。
■バックモニターのメリット

バックモニターの最大のメリットは何といっても「後方が確認できること」にあります。
そもそも車には死角が存在してます。
その死角のうち前方や左右は、目視やサイドミラーなどである程度なくすことができます。
ただ、後方はそういったことがほとんどできません。
ですから、その点をサポートするためにバックモニターがあり、利用することで後方の視野が開け見えない人や障害物を避けることができるのです。
バックモニター種類別の特徴は?

バックモニターの種類は大きく分けると、モニターとカメラが一式セットになっているものとカメラのみとのものがあります。
さらに、一式セットはポータブルモニター型とバックミラー一体型とに分けられます。
ポータブルモニター型はモニターが小さく設計されていることが多いので、ダッシュボードに設置できるスペースがある車をお持ちの方におすすめです。
逆に、そのようなスペースがないのであればバックミラー一体型がおすすめです。
こちらは、通常時はルームミラーとして使えるタイプやミラーの半分がモニターになっているタイプがあります。これならスペースがなくても問題ないです。
ただ、どうしてもモニターは小さくなるので、そこを考慮して購入してください。
ここまでは一式セットの話でしたが、ナビを持っている方はカメラのみの購入だけでいいでしょう。なぜなら、ナビをモニターとして利用できるだけでなく、一式購入するよりもカメラ単体の方が値段が抑えられるからです。
どのようなものがあるかというと、ナンバープレートの封印を利用するタイプやナンバーフレームと一体になったタイプなどがあります。
所有している車や好みに合わせて取り付けてみるといいでしょう。
バックモニター種類別おすすめ!
それでは実際におすすめのバックモニターを紹介していきましょう。
■ポータブルモニター型のおすすめ!
まずはポータブルモニター型から紹介していきます。
・4.3インチLCDモニター バックカメラセット ケーブル一本配線
電源はシガーソケットから得るようになっており、またモニターとカメラも一本のケーブルで接続しますので、面倒な配線は必要ありません。
それに暗視機能が付いているので、暗い場所での駐車も安心です。
また、カメラ本体は防水仕様となっていますので、車体外部への取り付けが可能です。
値段が安いのも魅力ですね。
・ワイヤレス 駐車支援,7" LCDモニター+デジタル無線
画像は無線でモニター(シガーソケットかACCで給電)に飛ばしますので、カメラの電源さえ確保できれば車内の配線は不要です。
この製品がすごいのは、2台のカメラ画像を1つの画面に2分割で同時に表示できるところで、死角を減らすことができます。
また、「スーパーIRナイトビジョン」が搭載されており、真っ暗な所でも鮮やかな画像を得ることが可能になっています。
■ルームミラー型のおすすめ!
次にルームミラー型を見ていきましょう。
・10.2インチバックモニター&CMOSバックカメラセット
ルームミラーとモニターを兼用することが可能な製品です。
LEDバックライトの採用により画像はより明るく鮮明になっており、また、超高画質のCMOSセンサーが内蔵されているので、暗い所でも画像の鮮明さは変わりません。
また、車の位置をラインで表示してくれる「ガイドライン」機能も搭載されていますので、駐車が苦手な方でも安心です。
■個別型(カーナビと接続)のおすすめ!
続いて、カーナビと接続するタイプの製品です。
・バックカメラ フロントカメラ/リアカメラ切替可能 SONY
約92万画素の高感度CCDセンサーを搭載したカメラで、暗い場所であってもバックライトのようなわずかな光さえあれば、明るく鮮明な画像を映し出すことができます。
また、リモコンでさまざまな機能の選択・切替ができる点も魅力です。
角度の調整も自由自在に行うことができ、取り付け後でも調節可能です。
・パナソニック バックカメラ CY-RC90KD
約31万画素の高画質CMOSセンサの搭載に加え、明るさの指標F値が2.0と業界最高の数値を達成する高感度レンズを採用。
暗い所でもより鮮明な画質を得ることが可能になり、また、視野角も業界トップレベルの水準で、従来の製品よりも視認性が向上されています。
また、小型軽量で目立ちにくく、取り付けも簡単です。
バックモニターの取り付け方は?

さてバックモニターの取り付けですが、DIYが得意な方や車に詳しい方なら自分でやれば、費用も最低限で済みます。
ただ、そういうことがあまり得意でない方や詳しくない方の場合は、自分で取り付けるのは難しいかもしれません。
それに、無理に自分でやろうとすると、せっかくのバックモニターを壊してしまう可能性もありますので、カーショップなどでやってもらったほうが無難でしょう。
まとめ

近年バックモニターやドライブレコーダーを搭載する車はどんどん増えています。
自分だけではなく、周りの人の安全と命を守るためにより使いやすく、より高度になってきているこれらのアイテムを上手に取り入れて快適なドライブを楽しみましょう!