はじめに
先日、日本自動車輸入組合(JAIA)が2018年上半期の新車販売台数の発表を行いました。
輸入車の中で売れてるモデルはどのクルマだったのでしょうか?
JAIA発表の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移から、2018年上半期(2018年1月~2018年6月)の販売ランキングのトップ20を1台ごとにご紹介していきます。
1位
BMW MINIが12,771台で1位でした。
昨年から引き続きの1位で正に盤石です。
MINIのハッチバックタイプの3モデル、3ドア、5ドア、コンバーチブルは今年モデルチェンジされて内外装がリファインされています。リアのユニオンジャックのデザインのコンビネーションランプもオシャレです。
日本ではMINIは強いですね。
MINIクロスオーバーや、5ドアなどバリエーションも豊富でオシャレなデザインのMINIは
幅広い年齢層、ライフスタイルの方に売れている印象です。
都会栄えするデザインも素敵ですね。
走りもBMWエンジンで駆け抜ける喜びもありますし、死角なしといった感じでしょうか。
過去、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)のオープンカーJCWコンバーチブルやJCWクラブマンに試乗しましたが、非常に楽しくかなり欲しくなりました。
MINIの勢いはしばらく続くのではないでしょうか。
MINI 改良新型を5月16日より発売!!新車価格は238万円から
https://matome.response.jp/articles/1646ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『MINI』ハッチバックタイプの3モデル、3ドア、5ドア、コンバーチブルをモデルチェンジし、5月16日より販売を開始しました。今勢いのあるMINI、ここでの改良新型発売はライバルを引き離す一手となるのでしょうか。MINIの改良新型、エクステリアやエンジン、改良された点など。
2位
フォルクスワーゲンのゴルフが12,124台で2位となりました。
こちらも昨年同様の順位で安定感抜群です。
現行ゴルフは「7.5」と昨年マイナーチェンジされたモデルです。2019年に8代目にフルモデルチェンジされることが予想されています。
モデル末期としてはかなりの販売台数売だと言えます。
装備充実なモデルも発売されてお買い得なイメージです。
熟成されたゴルフ7.5もバリュー・フォー・マネーの高い一台だと思います。
世界のコンパクトカーのベンチマークで有り続ける、VW『ゴルフ』次期型の開発車両を、カメラが捉えました。これらの写真を見ると、次期型のヒントがいくつか浮かび上がってきました。
3位
メルセデス・ベンツのCクラスが8,556台で3位でした。
こちらも昨年から引き続きの3位をキープです。
現行Cクラスはマイチェン前にオプション装備半額キャンペーンなどで台数を稼いだようですね。
今年の夏秋にはマイナーチェンジでデザインやエンジンなどが改良されます。海外では既に発表されており日本での発表ももう間もなくではないでしょうか。
マイルドハイブリットや最新の安全装備、自動運転補助機能など魅力的なマイナーチェンジモデル、ヒット間違いなしだと思います。
【ジュネーブモーターショー2018】ベンツ Cクラス 改良新型が初公開!
https://matome.response.jp/articles/1308メルセデスベンツはジュネーブモータショー2018にて、「Cクラス」の セダン と、ステーションワゴンの改良新型を初公開すると発表しました。メルセデスベンツの中でもトップセラーであるCクラス。本記事ではCクラス改良新型の変更点をご紹介します。
4位
メルセデス・ベンツのEクラスが5,636台で4位。
こちらも昨年と同様の4位をキープしています。
ライバルのBMW5シリーズがフルモデルチェンジで新型に切り替わっており、Eクラスの販売台数は昨年比で見ると少し減ってはいるものの、十分売れていると言える数字です。
高級セグメントのEクラスが4位とは凄いですね。景気が良さが伺えます。
5位
フォルクスワーゲンのポロが4,944台で5位にランクインし、昨年の10位から大きくランクUPとなりました。
こちらはフルモデルチェンジされ新型に切り替わっていますが、ミニゴルフといえる出来で、旧型と比べても非常に質感や走りも向上しています。
年々サイズの大きいクルマが増えてきていますが、ポロぐらいのクルマが日本では扱いやすく使い勝手も良く思えます。
7月前半には本命と言える「GTIグレード」も発売されたので後半は更に順位を上げそうな予感です。
VW ポロGTI 新型、344万8000円で販売開始 最高出力200ps | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/07/03/311493.htmlフォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、新型『ポロGTI』(Volkswagen Polo GTI)を7月3日より発売した。
6位
続いてはBMW3シリーズ(F30/F31)が4,225台で6位にランクイン。
昨年の5位から1ランクダウンです。
今年の秋冬にフルモデルチェンジされる新型3シリーズ(G20)がワールドプレミア予定で、来年には日本でも新型3シリーズが発売されると言われており、現在はモデル末期状態です。
特別仕様車や装備充実でモデル最後の熟成したモデルとして台数を稼いでますね。
初期の頃と比べ、標準装備もかなり増えとてもお買い得になりました。
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7位
続いてはボルボ40シリーズが3,929台で7位にランクイン!
昨年の14位 3,186台からジャンプアップです。
ボルボ40シリーズはセダンはなく、ワゴン・エステートのハッチバックV40、クロカンのV40クロスカントリー、新型車のSUV、XC40で構成されています。
やはり注目は2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新型車XC40ですね。
納期も半年以上で生産が全く間に合ってない状態です。
デザインもボルボのXCシリーズでは一番スポーティで個性的なデザインだと思います。
ブルドックをイメージしたデザインだそうで、かっこよさと愛嬌を持ち合わせたデザインは個人的には一番好みです。
生産体制が整ったらもっと上位を狙えますね。
まだ試乗はしていませんが、評判もよいので暇を見て試乗してみたいと思っています。
XC40は日本では今の所ディーゼルモデルの予定はなさそうですね。
現状ガソリンモデルしかありませんがそれでもこれだけ売れているのは凄いですね。
デビューエディションが非常に魅力的に感じましたが、即完売したのも驚きです。
現在、購入できる中で1台選ぶとしたらT5 AWD R-Designをオススメします。
【ボルボ XC40 試乗】本当に「脱ファミリー」を狙っているのか?…岩貞るみこ | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/04/14/308541.html「XC60が小型になったのではなく、XC40として作りこんだ」。ボルボのコメント通り、外観デザインからして、上のクラスのシリーズとは雰囲気が異なる。そして、違いはインテリアでさらにはっきりと感じ取れる。
8位
続いてBMW X1です。
昨年と順位は変わりませんが、4,114台から3,675台と少し台数を減らしています。
新型X2が出た影響も少しあるかもしれませんが、来年ぐらいにデザイン変更を含めたLCI(マイナーチェンジ)が行われるのでその影響もあるかもしれませんね。
BMWで最初のSUVということで使い勝手もよく日本の道路にあったX1は引き続き売れそうですね。
筆者が選ぶおすすめのX1のグレードの一台は、BMW X1 xDrive 18d Mスポーツです。
4WDかつディーゼルの豊富なトルクで非常に完成度の高い一台だと思います。
BMW X1 7速DCT搭載の「sDrive18i」か売れ筋「xDrive18d」おすすめはどっち?
https://matome.response.jp/articles/1301BMW X1は1シリーズベースのSUVモデルでBMWの売れ筋モデルです。今回は人気車種「X1」について昨年6速ATから7速DCTに変更された「sDrive18i」や売れ筋ディーゼルターボの「xDrive18d」など購入検討されている方向けにいろいろと見ていきたいとおもいます
9位
続いてアウディA3シリーズが3,536台で昨年12位からランクアップしてきました。
モデル末期にしては非常に売れています。
アウディは最近苦戦している印象のあるアウディ。フォルクスワーゲングループで尖ったデザイン、品質、質感の高さは折り紙付きなものの、ここ数年で少し価格設定が全体的に高くなっているように感じ、苦戦の理由はそこにもあるのでは無いかと感じます。
またボルボの台頭がドイツ御三家では一番影響を受けてる印象もあります。
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10位
続いてはBMW2シリーズが3,536台で10位になりました。
昨年6位からランクダウンしています。
BMW2シリーズグランツアラーとアクティブツアラーがLCI(マイナーチェンジ)され
デザインなどもリフレッシュされて非常にスポーティかつ質感もアップしたので後半はまたランクアップするのではと予想しています。
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https://response.jp/article/2018/06/28/311337.htmlビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、デザインを刷新した『2シリーズ・アクティブツアラー』(BMW 2 Series Active Tourer)と『2シリーズ・グランツアラー』(BMW 2 Series Gran Tourer)改良新型モデルを6月28日より発売した。
11位
BMW5シリーズ(G30/G31)が3,277台で11位にランクイン。
昨年フルモデルチェンジされて7位となり新車効果も薄れ少し順位を落としていはいるものの、
Eクラス同様高級価格帯のモデルなのでこの順位は立派ですね。
523d,530e,540iを試乗しましたが、非常に質感も走りもよく魅力的なモデルでした。
おすすめするなら、5シリーズツーリングの523d Mスポーツです。
ディーゼルとは思えないガソリンライクな回して楽しいエンジンでした。
【BMW 5シリーズツーリング 試乗】ワゴンとしての機能性をしっかり追求した隙の無いワゴン…中村孝仁 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2017/07/13/297382.html「ツーリング」の名は持つものの、ワゴンである。BMWがこのワゴンを作り始め、日本で販売を始めたのは『3シリーズ』が先で1989年から。それを追ってE34の『5シリーズ』からツーリングの名を持つワゴンの販売を始めた。
12位
続いてはBMW1シリーズです。
3,206台と昨年8位から順位は落としていますが、BMWでは安定して売れているモデルです。
セグメント唯一のFRコンパクトスポーツ車という貴重な一台で、次期1シリーズはFFモデルとなるのでおすすめしたい一台です。
デザイン的にも初期モデルの個性的がデザインも良かったのですが、
LCI後の現行のスポーティなデザインは万人受けしますし売れている要因の一つなのかなと思います。
BMW 1シリーズ、内装デザイン一新、装備も向上…317万円より | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2017/08/23/298846.htmlビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、内装デザインを一新し、標準装備を向上させた新型BMW『1シリーズ』を8月23日より販売を開始した。
1シリーズはハッチバックモデルしか日本では販売されていませんが、中国では中国専用車として1シリーズセダンが販売されています。
FFなのが少し残念ではありますが、コンパクトなボディは日本の道路にピッタリですし、ハッチバックではなくセダン好きな層にも受けると思いますので日本にも1シリーズセダン展開して欲しいですね。
BMW 1シリーズセダン は中国専用、駆動方式が…北京モーターショー2018 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/05/05/309336.html北京モーターショー2018の会場を歩いていると、「こんなのがあるんだ?」という中国専用車を見かけることがある。それも地元のメーカーではなく、グローバル展開しているメジャーブランドのモデルとしてだ。
13位
メルセデス・ベンツGLCが3,110台で13位にランクイン。
CクラスベースのSUVモデルでこちらも安定して台数を稼いでいます。
こちらもCクラスのマイナーチェンジに遅れてマイナーチェンジが予定されています。
【メルセデスベンツ GLC 試乗】ちょっと褒めすぎですが、ほぼパーフェクト…中村孝仁 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2016/03/22/272000.htmlはっきり言って、旧型車に当たる『GLK』の出来が、ダメダメだから…というわけではないのだが、新しい『GLC』の出来はほぼ完ぺきと言ってよいほどの仕上がりと感じた。
14位
続いてはボルボ60シリーズが3,005台でランクイン。
XC60が台数を稼いでいるイメージです。
生産が間に合っていればもっと上位を狙えましたね。
こちらも試乗したことがありますが、ガソリンモデルですがレスポンスもよく
それほど大きさを感じさせない走りが好印象でした。
ディーゼルじゃなくても十分かなというよく出来たエンジンだと思います。
デザインやインテリアの質感も高く、安全装備は定評のあるボルボですし、これは売れるよなあという仕上がりを感じました。
【ボルボ XC60 ディーゼル 試乗】完全なバーゲンプライスと言って差し支えない…中村孝仁 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/06/11/310713.html昨年、日本のカーオブザイヤーを獲得し、弟分となる『XC40』は既に2018年分が完売しているという絶好調のボルボ。カーオブザイヤーを獲得した『XC60』に待望のディーゼルが追加された。
15位
15位はメルセデス・ベンツAクラスが2,915台でランクイン。
昨年18位からランクアップ。
海外ではAクラスは既にフルモデルチェンジされており、新型Aクラスの日本発売は夏頃と噂されています。
デザインもかなりかっこよく進化し、最新技術がふんだんに盛り込まれたAクラス大ヒット間違いなしでしょうね。
【メルセデスベンツ Aクラス 海外試乗】強烈なインパクト、これまでの価値観を変えるような存在…河口まなぶ | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/05/10/309502.html試乗した瞬間、期待を遥かに超えてさらに、強烈なインパクトを受けた。先代モデルの登場から数えること6年を経て4代目へと進化を果たしたメルセデスベンツ『Aクラス』は、それほど印象的な1台だったのである。