いすゞ D-MAX
■いすゞ D-MAXとはどんな車?
いすゞ D-MAX
D-MAXは、本サイトではめったに登場しないメーカーのいすゞにも、海外向けに展開するピックアップトラックで、1974年からタイで生産されており、世界およそ100か国に出荷されています。そのD-MAXが2019年10月におよそ8年ぶりにモデルチェンジされました。
そして、現行モデルのD-MAXは、優れた耐久性や走破性と、3種類のキャブ形状をはじめとする多彩なバリエーションを持ち、2005年にはタイ・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた乗用車としても不動の人気を誇っています。
今回、新型ではデザインを一新し、ウエッジの効いた分厚いボディシェイプでより強く、動きのあるシルエットと、ヘッドランプには、Bi-LEDプロジェクターランプを採用し、シグネチャーランプとのコンビネーションで鋭い目つきを表現しています。
そしてエンジンには、高出力、低燃費、低騒音を追求し、新開発された3.0Lのディーゼルエンジンと、動力性能の向上を図った1.9Lディーゼルエンジンを搭載します。さらに、4WD車には、アルミ製プロペラシャフトを採用して軽量化を追求し、電磁式リアデフロックも採用しています。
■いすゞ D-MAX スペック・価格・中古車価格
発売:2018年
全長×全幅(mm):5265×1870
エンジン:直列4気筒3.0L、1.9Lディーゼル
日本での中古車販売価格(参考価格):600万円?
※2020年1月時点での公式サイト参照
⑧ランドクルーザー70ピックアップ
ランドクルーザー70ピックアップ
■ランドクルーザー70ピックアップはどんな車?
ランドクルーザー70ピックアップ
もう新車では購入できませんが、中古車でなら手に入るという事でご紹介するのが、ランドクルーザー70ピックアップです。
ランドクルーザーシリーズの中でも人気のある"70"シリーズの発売30周年を記念して、2014年8月から2015年6月までの期間限定で、約10年ぶりに復活したバンとともに設定された、国内では初登場となるダブルキャブピックアップ仕様です。
ラダーフレーム構造による高い堅牢性・耐久性や、V6・4.0Lガソリンエンジンとパートタイム4WDを組み合わせ、ランクルの悪路走行に適した仕様となっています。また、新車装着タイヤは鉄リングホイールのチューブ入りタイヤが採用されています。
バンタイプに比べて人気は低く、台数も出ませんでしたが、世界中で活躍するランクルの多くがこのタイプであり、まさにヘビーデューティそのものというピックアップトラックです。
■ランドクルーザー70ピックアップ スペック・価格・中古車価格
日本発売:2014年
全長×全幅(mm):5270×1770
エンジン:V型6気筒4.0Lガソリンエンジン
中古車(参考価格):274~478万円
※2020年1月時点での公式サイト参照
⑨トヨタ ハイラックス (HILUX)【日本で買える!】
トヨタ ハイラックス
さて、最後は日本で唯一新車で購入できるピックアップトラックのハイラックスです。
■ハイラックスとはどんな車?
トヨタ ハイラックス
ハイラックスは、2017年9月に13年ぶりとなる8代目の日本仕様が発売され、タイから日本に輸入される初のトヨタ車となりました。
全長が5,335mm、全幅1,855mmという1ナンバー登録となり、 ボディタイプは、4ドアの「ダブルキャブ」のみの設定となっています。
エンジンは、直列4気筒2.4Lディーゼルターボを採用。トランミッションは、スーパーインテリジェント6速オートマチックを採用しています。
パートタイム4WDシステムを装備、全車にヒルスタートアシストコントロール(HAC)とリアデフロックが全車標準装備となっており、Zにはアクティブトラクションコントロールと、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)制御を設定し、悪路走破性を高めています。
■トヨタ ハイラックススペック・価格・中古車価格
日本発売:2017年
全長×全幅(mm):5335×1855
エンジン:直列4気筒2.4Lディーゼル
新車販売価格:3,382,500~4,034,800円
※2020年1月時点での公式サイト参照
中古車(参考価格):278~610万円
■狙いは特別仕様車「Z"Black Rally Edition"」
Z"Black Rally Edition"
「Z"Black Rally Edition"」は上級グレードの「Z」をベースに、フロントグリルやバンパーがブラックの専用デザインとなっています。
また、ブラック塗装の18インチアルミホイールと、ホワイトレター・タイヤ。インテリアにはブラックメタリック加飾が施され、専用オプティトロンメーターも装備されています。
2019年に設定された特別仕様車ではありますが、好評につき現在も継続販売されており、見た目の迫力がまったく異なるので、絶対におすすめです。
まとめ
以上9台のピックアップトラックをご紹介しました。ハイラックス以外は日本国内で新車として正規に購入することはできませんが、米国モデルを中心に多くの車種が並行輸入されています。
そして、けっして実用的でない大きさのハイラックスを、さらに上回るフルサイズのピックアップほど人気があり、SUVとしての走破性、大排気量と大型ボディによる迫力、そしてラグジャリーセダン並みの高級感を持つピックアップトラックは、現代のスーパーカーなのかも知れません。