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ランボルギーニ・ ウルスの性能・外装・内装・価格

ランボルギーニ・ ウルスの性能・外装・内装・価格

世界的に有名なランボルギーニ。本記事では、ランボルギーニのSUV「ランボルギーニ・ ウルス」について詳しくご紹介します。

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ウルスはどういう意味?

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ ウルス

伝統的にランボルギーニは車名に牛に関係する名前を付けていますが、ウルス(Urus)も牛の一種です。ウルスはかつてユーラシア大陸や北アフリカの広い範囲で生息していた野生の牛で、家畜牛の祖先です。

乱獲や家畜化などにより次第に減少し、1627年にポーランドで最後の一頭が死んで絶滅しました。野生種は絶滅してしまいましたが、ウルスの子孫は家畜牛として今でも世界中で飼育されています。

ランボルギーニのウルスってどんな車?

ランボルギーニ ウルス 日本導入

ランボルギーニ ウルス 日本導入

ランボルギーニといえばカウンタックやガヤルドなどのスポーツタイプのスーパーカーが有名ですが、SUVタイプの乗用車も存在します。ランボルギーニ・ウルスはSUVタイプの車で、実用性や走破性を兼ね備えています。

ウルスのボディタイプは4ドアハッチバックで、乗車定員は4名または5名となっています。ウルスの駆動方式は四輪駆動(4WD)で、ウインタースポーツやキャンプなどのレジャーでの使用を考慮して高い走破性を備えます。

ウルスの走行モード選択の機能には雪上・オフロード・砂漠などが用意されていることからも、本格的なSUVであるといえます。ちなみにウルスの車体重量は2tを超えますが、アクセルを踏み込んだ時の加速・スピードは、否応なしにランボルギーニの車と思わせてくれます。

ウルスはSUVであると同時にスポーツカーとしての能力を兼ね備えており、最高速度は時速300kmを超えるスーパーカーです。走行モードでスポーツやサーキットも選べることからも、れっきとしたスポーツカーであることがわかります。

エンジン性能

ランボルギーニ・ウルスの車体は全長が約5mで2tを超える巨体ですが、強力なエンジンのおかげで他のスーパーカーに匹敵するほどの加速性能を誇ります。

ウルスが搭載するエンジンは4.0LV型8気筒ツインターボエンジンで、標準仕様でも最高出力は478kw(6000rpm)です。最高トルクは850Nmで、この数値は同社が製造するスーパーカーのウラカンを優に超える性能となっています。

走行性能

ウルスの見た目や車両総重量だけを見ればSUVですが、スペック的には世界有数のスポーツカー(スーパーカー)です。

標準仕様でも0-100km/h加速が3.6秒で、最高速度は305km/hです。走行モードをサーキットに切り替えると、軽量かつ低重心のスポーツカーと同じように安定性・加速性が感じられます。

SUVであるウルスはサーキット走行だけでなく、オフロードや雪道にも高い走行性能を誇ります。凹凸の激しい悪路でも運転支援システムがフル稼働することで車体がフラットに維持され、問題なく走行ができるほどです。

ウルスには四輪操舵が採用されていることから旋回性能も非常に高く、コーナリング時に重心が高いことを忘れさせるほどの高い安定性を誇ります。

エクステリア

ランボルギーニのスポーツカーといえば、地面にへばり付くような低重心の車体に直線と曲線を融合させた特徴的なデザインが採用されていました。これに対してウルスのエクステリアは、スポーツカーとラグジュアリーなSUVを融合させたデザインに仕上げられています。

全体を見ると車高の高いSUVですが、近くで見るとスポーツカーの如くシャープで空力特性が考慮された形状であることがわかります。

ウルスの外観はランボルギーニの他のスポーツカーとは違った印象を受けますが、横から見るとサイドウィンドウと下側のボディの面積の比率が約1:2になっています。

これはミウラやカウンタックといった初期の頃のランボルギーニのモデルから伝統的に踏襲されてきた比率で、車高の高い4ドアハッチバックのSUVになってもランボルギーニらしさが感じられるデザインといえるでしょう。

ヘッドライトやテールライトの形状についても、同社が製造する他のスポーツカーと同じように直線的なデザインに仕上げられています。

インテリア

ランボルギーニ ウルス インテリア

ランボルギーニ ウルス インテリア

ウルスは機能性を重視したSUVなので、大柄な大人4人が乗車してもゆったりと過ごせるほどの広い車内空間が確保されています。

ウルスの車内を一見すると高級セダンのような雰囲気が感じられますが、運転席はランボルギーニのスポーツカーそのものです。エアコンの吹き出し口やセンターコンソール・ダッシュボード・カップホルダーなどに、直線的な6角形のデザインが見られます。

ウルスの車体はSUVタイプですが、シートポジションが低いという特徴があります。これは高速走行のために重心の位置を下げる目的があり、他のSUVとは異なる面があります。

【ランボルギーニ・ウルス】スペック

【ランボルギーニ ウルス】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,112mm×2,016mm×1,638mm
ホイールベース-mm
最大乗車定員4~5名
車両重量2,200kg
燃費JC08モード:-km/L
エンジン種類V8ツインターボエンジン
最高出力478kW(-PS)/6,000rpm
最大トルク

850N・m(-kgf・m)/2,250-4,500rpm

駆動方式4WD
トランスミッション8速オートマチック

(2020年4月現在 ランボルギーニ公式サイトより)

【ランボルギーニ・ウルス】気になる評価は?

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニのスポーツカーは、スピードを追求して車高が低いという特徴があります。低重心のスポーツカーは軽量かつコンパクトな車体の中央に大出力エンジンを搭載していることから、走行中はエンジンの爆音に脅かされることもあるでしょう。

ランボルギーニが製造するスーパーカーは走行性能を求めるあまり、お世辞にも快適とはいえません。ウルスも他のスーパーカーに匹敵するほどの高い走行性能を誇りますが、実際に乗車した人の評判によると拍子抜けするほど快適であったとの報告が多数寄せられています。

エンジン音は非常に静かで、一般道を走行している間はラグジュアリーカーに匹敵するほどの乗り心地です。

ウルスは車体が大きいですが、小回りがきくという評判も寄せられています。四輪操舵のおかげで狭い路地でも簡単に走り抜けることができるので、全長が5mを超える巨体であることを忘れてしまうほどです。

【ランボルギーニ・ウルス新車価格と中古車価格】

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ・ウルスは日本国内でも販売されているので、新車または中古車を購入することが可能です。台数はすくないですが国内の中古車市場に流通しているので、中古車としても取引されています。

ただしウルスの中古車は流通量が少ないことから、年式が経過していても販売価格がほぼ同じです。

ウルスは中古車でも新車よりも高額で販売されている事が多く、格安価格でお得に購入するといったことは難しいでしょう。

ランボルギーニ・ウルスの新車を購入する場合は正規ディーラーに発注してから納車されるまで2~3年ほど待たなければなりませんが、中古車であればすぐに入手することが可能です。どうしても早く入手したい人は、高額でも中古車を選ぶ必要になる事でしょう。

新車価格

ランボルギーニ・ウルスの新車価格ですが、最新モデルだと約2800万となっています。

※車情報サイトResponse 新車情報調べ(2020年4月現在)

中古車価格

ランボルギーニ・ウルスの中古価格の平均は3281万円で、新車と比べて700万円ほど高額です。価格帯は2890~3990万円で、新車よりも安く購入することは難しいでしょう。

※車情報サイトResponse 中古車情報調べ(2020年4月現在)

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まとめ

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ・ウルスはオフロード走行が可能なSUVで、舗装されていない道や雪道で高い走破性を発揮します。

SUVであると同時に高性能のスポーツカーとしての能力を兼ね備えており、最高速度が時速300kmを超えるランボルギーニのクロカンSUVである点でモンスターカーといえるでしょう。

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