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【豆知識】電気自動車の充電方法について知ろう!

【豆知識】電気自動車の充電方法について知ろう!

話題の電気自動車ですが、電気の力で動く車なだけあって、どこに充電設備があるのか、自宅でも充電が可能なのかなどわからないことも多いでしょう。今回はそんな方のために、電気自動車の充電設備がある場所や充電方法についてもご紹介します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


電気自動車は充電が必要

電気自動車の充電風景

電気自動車は電気を動力源としている

ガソリン車と違い電気自動車は、もちろん電気を使用して走行します。ほとんどの電気自動車はリチウムイオン電池という電池が使用されており、これはスマホなどに使われているものと同じ種類のものです。

走行する際にアクセルを踏むと、バッテリーから踏んだ量に応じて電気がモーターに行き車が走行します。アクセルを離すとタイヤの回転に伴いモーターが強制的に回され、モーターは発電機になりますので、発電した電気をまた電池に戻し充電します。

このように加速や減速をするたび、電気を出したり戻したりをしながら走行しますが、出し入れに対してもロスが発生するため永久に走行できるわけではありません。従って、電気自動車は充電が必要になってきます。

外出先で充電が可能な場所

都心部を中心に充電スタンドが設置されています。

電気自動車専用の充電スタンド

基本的には、自宅で充電してお出かけする方が多いと思いますが、長距離の移動の場合は途中で充電が必要になってきます。

街中には充電スタンドがあちこちに設置されています。その代表的な場所としては、

・ガソリンスタンド
・コンビニエンスストア
・道の駅
・自動車販売店
・カー用品店
・スーパーや有料駐車場などの一部駐車場 

などがあり、都心部を中心に設置されています。

全国各地の充電施設を検索できる検索サイトなども存在しますので、これらを活用し充電スタンドを探すことも可能です。営業時間や充電タイプは異なりますので、検索する際によく確認しておきましょう。

知っておきたい!充電認証カード

充電スタンドを利用するためには認証カードが必要になります。

カードにも様々な種類があり、金額や使える範囲が異なります。

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム

日産が提供する充電器を使うことができるサービスです。

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2 ZESP2

日産ユーザーだけが加入できる認証サービスとなっており。

「使いホーダイプラン」では日産とNCSであれば月額2,000円(税抜)で無料で使うことができます。また、「つど課金プラン」では、「急速で15円/分・普通で1.5円/分」で充電することができます。

ただし、2019年12月15日で新規受付を終了しています。

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3 ZESP3

こちらは、日産ユーザーに限らずどなたでも加入できる認証サービスです。

無料充電付きの「プレミアム」が3つと、その都度課金する「シンプル」があります。

・「プレミアム10」=急速充電10回 基本料金:4,000円/月
・「プレミアム20」=急速充電20回 基本料金:6,000円/月
・「プレミアム40」=急速充電40回 基本料金:10,000円/月
※プレミアムは普通充電であれば無料!また、3年定期契約で1,500円OFFとなります。

・「シンプル」=普通充電は無料 基本料金:5,00円/月 急速充電500円/10分

三菱自動車 電動車両サポート

三菱ユーザーのみが加入することができるサービスです。

「月額500円(税抜)のベーシックプラン」と「月額1,500円(税抜)のプレミアムプラン」があり、自宅派とスタンド派でそれぞれお得なプランが選べます。

ベーシックプラン

入会金:1,500円 

基本料金:500円/月 

普通充電:NCSネットワーク:1.4円/分

急速充電
三菱自動車販売店:5円/分
NCSネットワークカテゴリーA:12円/分
NCSネットワークカテゴリーB:15円/分

プレミアムプラン

入会金:1,500円

基本料金:1,500円/月(無料充電500円分含)

普通充電:NCSネットワーク:無料

急速充電
三菱自動車販売店:5円/分
NCSネットワークカテゴリーA:8円/分
NCSネットワークカテゴリーB:15円/分

トヨタ自動車PHV 充電サポート / PHV Drive Support

2017年発売された新型プリウスPHV向け充電サービス「PHV 充電サポート(新型)」と「PHV Drive Support(従来型)」の2種類があり、購入するPHVの年式によってサービスが異なります。

PHV 充電サポート(新型)

新型プリウスPHVを所有しているオーナーが加入できる認証サービスです。

「定額プラン」と「従量プラン」の2種類あり、急速充電はいずれも同額の「15円/分(税抜)」となっています。

異なる点は普通充電の金額で、「定額プラン/無料」と「従量プラン/2.5円/分(税抜)」の2種類となります。
※カードの発行料はどちらも1,500円(税抜)です。

PHV Drive Support(従来型)

従来型のプリウスPHVに限り加入できる認証サービスです。

販売店に設置される充電器(G-Station)は、PHV Drive Support(月額無料)に加入することで無料で利用することができます。

また、NCSのサービスも利用できるようにするためには有料オプションPHV Drive Supportプラスを付けることが必要となり「月額会費は300円/月(税抜)」で「普通充電器を1.5円/分(税抜)」で利用することができます。

電気自動車の自宅での充電方法

デルタ電子、25kWDC充電器「EVDJ25」シリーズ

デルタ電子、25kWDC充電器「EVDJ25」シリーズ

自宅での充電用は、100Vもしくは200Vの2種類の普通充電器用のコンセントを設置することができます。

ただし、車種によって対応できるタイプが限定されています。

自宅での充電には工事が必要?

充電には、200Vですと20Aといった大きな電力が必要です。

そのため、専用の回路を用意して専用のブレーカーにしなければ電力不足でブレーカーが落ちたり、大電流通電時に温度が上がり発火などの危険があります。こういった理由から電気工事が必要となります。

コンセントの設置工事は、設置場所によっても異なりますが、一般家庭のガレージであれば10万円程度でも可能なようです。

電気自動車の充電方法

電気自動車の充電には、大きく分けて「普通充電」と「急速充電」の2つがあります。

それぞれの特徴について見ていきましょう。

普通充電とは?

普通充電は、長時間の駐車が想定される場所や自宅での充電に用いられます。充電器はコンセントタイプのもの、ポール型のもの、壁掛けタイプのものなどがあります。

充電時間は数時間のものから数時間で完了するものから10時間を超えるものまで様々です。

また、設備導入の費用が急速充電器に比べて比較的低めの設定であるといった特徴もあります。

自宅に設置すれば、夜帰宅してから朝出かけるまでの間などに充電が可能なため、手間が省けるのもメリットと言えるでしょう。

急速充電とは?

高速のSAやコンビニ、道の駅、ショッピングモールの駐車場などに設置されているのが急速充電器です。全国に約7,000ヶ所以上が設置されています。

1時間程度あれば80%ほどの充電ができるため、充電時間を大幅に短縮することができます。

SAや道の駅に設置されているため、車で遠くに出かける際も安心です。また、商業施設で買い物している間に充電を済ますこともできるため、時間を有効的に使うことができます。

まとめ

日産リーフ(欧州仕様)

日産リーフ(欧州仕様)

今回は車種ごとの詳しい充電方法をお伝えしました。

各社、充電器の設置を増やしており、検索してみると思った以上にたくさんの充電スポットがあります。今後一層、充電スポットは増えていく事でしょう。

充電方法はスタンドなどによって多少違いはありますが、その都度、説明書を確認しながら充電を行って下さい。

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