2018年上半期(1月~6月)発売された新型車(国産車)は?
2018年も気づけば6月。折り返し地点にさしかかっています。
本記事では、2018年上半期(1月~6月)に発売された主な新型車(国産車)・新車を、各車メーカー、ブランド別にまとめました。
上半期に発売された新型車をちゃんとチェックして、2018年下半期に臨みましょう!
※フルモデルチェンジ、マイナーチェンジ(一部改良・一部仕様変更など含む)を本記事では扱っています。
■【トヨタ】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
トヨタ アクア 一部改良
トヨタは、小型ハイブリッドカー『アクア』の一部改良を行い、4月3日に発売しました。
衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ センス」にて、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)」を採用。
また、駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する安全機能「インテリジェントクリアランスソナー」を新規にオプション設定しました。
また、特別仕様車「Sスタイルブラック」が設定されました。
トヨタ C-HR 一部改良
トヨタは、コンパクトSUV『C-HR』を一部改良、5月7日より販売を開始しました。
今回の一部改良では、1.2リットルターボ車に2WD車を追加設定した他、大型LEDヘッドランプを新たに標準装備。
LEDヘッドランプはターンランプやデイライトなどを含むすべての光源をLED化。オートレベリング機能を備えるほか、ターンランプは右左折時に車両内側から外側に流れるように点灯するシーケンシャルタイプになっています。
また、ボディカラーにも新規設定色を追加しました。
トヨタ ヴィッツ 一部改良
トヨタは、『ヴィッツ』を一部改良し、特別仕様車「FセーフティエディションII」および「Fアミー」を設定、5月31日より販売開始しています。
ヴィッツの一部改良では、安全性能の向上を図りました。
具体的には、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」に、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」を採用。
また、駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を新たにオプション設定しています。
■【レクサス】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
レクサス GS F 一部改良
レクサスは、『GS F』を一部改良し、5月10日より販売しています。
GS Fとは、V型8気筒エンジンや、優れたボディ剛性、駆動力制御システム「TVD」などにより、サーキット走行も楽しめる“F"モデルの高性能セダン。
一部改良では、死角となりやすい併走車の存在を知らせるブラインドスポットモニター(BSM)を標準設定し、安全運転支援を強化しました。
更に、ボディカラーに新色ネープルスイエローコントラストレイヤリングを設定しています。
■【ホンダ】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
ホンダ N-BOXスラッシュ マイナーチェンジ
ホンダは、軽乗用車『N-BOXスラッシュ』をマイナーチェンジし、1月19日より販売しています。
N-BOXスラッシュとは、ホンダ「Nシリーズ」の第5弾。
以来、個性的な世界観を表したデザインや、本格的な重低音を楽しめるサウンドマッピングシステムなどで支持を集めています。
今回のモデルチェンジでは、インテリアカラーパッケージに、都会的なドライブシーンをイメージした「ダークスタイル」を新たに追加、ラインアップを充実させ、ボディカラーにも新色を追加しています。
また、ベースグレード「ブライトロッドスタイル」のシート色などをモカへ変更し質感を高めました。
ホンダ レジェンド マイナーチェンジ
ホンダは、2月9日に、同社のフラッグシップモデルである『レジェンド』の改良新型モデルを販売しました。
特に、エクステリアデザインに感しては、フルモデルチェンジ並の刷新が行われ、フロントグリルや前後バンパーを一新し、よりロー&ワイドでアグレッシブな印象を際立たせました。さらに、ヘッドライトとテールランプを先進性と存在感のある印象になっています。
車体色には新たに6つの新色を追加し、全8色から選択が可能になりました。
インテリアは、インストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更し、内装のカラーバリエーションを追加。
さらに、シート形状の大幅に変更によって、ホールド性と快適性を向上させたほか、パフォーマンス面や安全面も強化しています。
ホンダ ヴェゼル マイナーチェンジ
ホンダは、コンパクトSUV『ヴェゼル』をマイナーチェンジし、2月16日より販売を開始しています。
今回のマイナーチェンジで、エクステリア・インテリア・走行性能・安全性能などを中心に性能を向上させました。
エクステリアでは、フロントのバンパーやグリルのデザインを変更、インラインタイプのLEDヘッドライトを採用しました。インテリアでは、フロントシートの形状を刷新しステッチを変更し、ホールド性と質感を向上。
またスマートフォンをUSBで接続し、音楽再生や通話、マップアプリの操作などを、ナビ画面や音声で行える「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。
走行面では、ハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッド i-DCD」にきめ細かなチューニングを施すことで、よりスムーズな加速フィールを実現。
また、ハイブリッドモデルのブレーキペダルにリンク機構を新採用することで踏み込み時のペダルの軌跡を最適化。
さらに安全運転支援システム「ホンダ センシング」の8機能を全タイプに標準装備しています。
ホンダ ステップワゴン モジューロX 一部改良
ホンダは、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着し、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」シリーズの「ステップ ワゴン モデューロ エックス」に一部改良を施して、4月19日より販売開始しています。
今回の改良では、装着ナビを従来の9インチから変更。HD液晶ディスプレイと低反射・ダイレクトボンディング技術を採用した高画質ステップ ワゴン専用「10インチ プレミアム インターナビ+ドライブレコーダー」を設定。
同モデルは、駐車時録画モードを搭載したナビ連動ドライブレコーダーも合わせて装備しています。
ホンダ ジェイド マイナーチェンジ
5月18日より、ホンダはマイナーチェンジしたジェイドを発売中です。
主な変更点は、2列シート5人乗り仕様の「RS・Honda SENSING」「HYBRID RS・Honda SENSING」「G・Honda SENSING」を設定したほか、エクステリアデザインをよりスタイリッシュに。よりスポーティーで上質な走りを追求。
また、安全運転支援システム「Honda SENSING」の機能をさらに充実させています。
■【マツダ】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
マツダ CX-5 一部改良
マツダは、クロスオーバーSUV『CX-5』を商品改良、3月8日に発売しました。
今回の商品改良では、国内向けSUV最上位モデルである新型『CX-8』にも搭載している進化したクリーンディーゼルエンジンに加え、新技術を採用したガソリンエンジンを搭載するなど、最新SKYACTIVエンジンを全面展開しています。
マツダ CX-3 マイナーチェンジ
マツダはコンパクトSUV『CX-3』を大幅改良を行い、5月17日より予約受注を開始、5月31日より発売しています。
CX-3の改良は4度目になりますが、デザインが変更されるのは初の試みになります。
具体的にはラジエーターグリル、18インチのアルミホイール、クロームのサイドガーニッシュ、リアランプ等の形状変更をしています。
また、新開発クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」とガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の性能の向上や、操縦安定性が進化しました。
マツダ アテンザセダン 一部改良
マツダ アテンザワゴン 一部改良
マツダはフラッグシップモデルである『アテンザ』セダンおよびワゴンの改良新型を発表しました。発売は6月21日から。
今回の改良では、フラッグシップモデルに相応しい最新かつ最良の「走る歓び」を具現化することに開発の志をおき、幅広い領域と性能や質感を大幅に向上させています。
■【日産】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
日産 セレナ オーテック
日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンから、『セレナ』をベースとした新たなカスタムカー「オーテック」を設定、2月1日より販売開始しました。
オーテックとは、日産の「NISMO」に続く同社2つ目のスポーティーサブブランドです。
直接的にパフォーマンスを感じさせるデザインのNISMO、プレミアム感が高く、クラフトマンシップを感じさせるデザインのオーテックという位置づけで、今回のセレナはオーテックブランドの第1弾になります。
日産 セレナ e-POWER
『ノート』に初搭載した新世代電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した『セレナ e-POWER』、3月1日より発売しています。
ベースとなるセレナの広い室内空間や使い勝手、乗り心地の良さはそのままに、モータードライブの楽しさと優れた燃費性能、クラスを超えた高い静粛性を実現します。
日産 デイズ・デイズルークス 一部仕様向上
日産は、軽自動車『デイズ』および『デイズルークス』の一部を仕様向上、5月28日より販売中です。
今回の仕様向上で、デイズ・デイズ ルークスで全車標準設定している、衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能を向上させました。
前方の検知をレーザーレーダー方式からカメラ方式に変更し、新たに約10km/h~60km/hの車速域で歩行者に対しても作動するよう仕様向上するとともに、車両に対する作動車速域を約10km/h~80km/hと拡大しています。
日産 ジューク 一部改良
日産自動車は、コンパクトクロスオーバー『ジューク』を一部、仕様向上し、5月11日より販売を開始しています。
今回の仕様向上では、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」を一部グレードを除き標準設定にし、安全性能を向上しました。
■【スバル】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
スバル WRX STI 一部改良
スバルは、スポーツセダン『WRX STI/S4』改良モデルを6月7日より販売開始しました。
WRX STI/S4は、圧倒的な走行性能と、4ドアセダンの実用性を兼ね備えた個性的なスポーツセダン。
よりスポーツ走行に特化した仕様で、MTのみ設定しているWRX STIと、運転支援システム「アイサイト」を搭載し、先進安全性能も両立した「WRX S4」をラインアップしています。
今回の改良では、WRX S4に搭載するアイサイトのプリクラッシュブレーキ制御が改良されました。
WRX STIには、メーカーオプションで新たにS同様、サンルーフを設定。ドライブ中の爽快感を高め、より走りを愉しめる仕様になっています。
スバル レヴォーグ 一部改良
スバルは、スポーツワゴン『レヴォーグ』改良モデルを発表、6月1日より販売を開始しました。
今回の改良で、全グレードでアイサイトのプリクラッシュブレーキ制御を改良。
また、アイサイトの認識対象が車両と同一方向に進行する歩行者や自転車だった場合、減速制御の作動タイミングを早期化することで、衝突回避の可能性を向上させました。
また、低速走行中、前方に障害物がある状態で誤ってアクセルを踏み込んだと判断した場合には、プリクラッシュブレーキを作動させることで、衝突回避をアシストします。
■【三菱】 2018年上半期(1月~6月)発売された新型車・モデルチェンジ&新車情報
三菱 エクリプスクロス 新型
三菱自動車から、久々の新車種が3月1日より発売されました。その名もエクリプスクロス。
目指したのは、「アウトランダーやRVRなどといった実用性を重視したモデルをベースに、加えてスタイリッシュなクーペスタイルの融合させた全く新しいジャンルの車」。
エクリプスクロスは、三菱が手掛けるアウトランダーよりも少し小型のクロスオーバーSUVです。
三菱クーペの象徴とも言える「エクリプス」の名前になぞらえていることからもわかる通り、クーペスタイルのSUVになっているのが特徴。
三菱最新のデザイン言語「ダイナミックシールド」を採り入れたフロントマスクを採用しています。
三菱 i-MiEV 一部改良